夫の “記憶の定着” が日に日に劣っていく。

非日常のことをする時、
「○○をやるよ」とか「△△へ行くよ」と言っても、
数分で忘れている。

近頃は、
今まで日常的にやっていた事も、
分からなくなってきた。

そんな時の私の対応は、
① 聞かれたら、同じ調子で(ここが大事!)、何度でも言ってあげる。
② 以前と違うことをしたら、怒らず直してあげる。
これを目標としてきた。 

①はだいぶ対応できてきたと思っている。
それでも、自然と出来ているわけではなく、
“努力して” やっているので、
年に1、2回ぐらい堪忍袋の尾が切れる。

②に関しては、出来ていると思ってきたが、
この頃、ある気づきがあった。

夫がやってくれている日常の家事は、
元々は私がやってきた事。
だから、夫がやり出した時に、
“私流” を伝授し、同じようにやってもらってきた。
もう10年以上経つが、
夫の物忘れと共に乱れてきた。

その都度、私流に直してきたが、
「こうであらねばならぬ」訳ではない。🤔
“夫流” で問題は無いのではないか。
『アルツハイマーの人で、一人暮らしの人の方が楽しい暮らしが出来ている』
そのような事を聞いた気がする。
“正常” の同居人にあれこれ言われない方が、気が楽で、
ひいては萎縮なく、症状の進行が進まない? 

目の前で直されると、それなりに落ち込むだろう。
この頃は、
いちいち夫に言いながら直すのではなく、
一人でチャチャっと “自分流” に直して、澄ましている。

直された物を後で夫が見ても、分からない。

こんな事に気付くのに、何年もかかってしまった。





