本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

パイを大きくすれば・・。

2007-01-27 20:23:06 | 社会
「パイを大きくすれば国家の総収入が増え国家社会は富み栄え、その波及効果で貧困は自然と少なくなるのだから、貧困対策のためにこそまずは大企業を儲けさせるべきである。幾ら貧乏人に恩恵をばら撒いても少しも国家社会の繁栄に利するところはない」というのがわが国の古典的な経済政策で、古くは池田内閣の「所得倍増政策」も狂乱バブルに踊った「高度成長経済」も、財界とつるんだ自民党や官僚たちが推進して来た政策というのは基本的にこの範疇を出ない。彼らの「自由主義経済」などというものは所詮この程度の「叡智」であってケインズ「近代経済学」の入門書を読めば示唆してあることであるが、もっと遡って「弱者救済」政策などは今に始まったことではなく、家康の「百姓は生かさぬよう殺さぬよう処すべし」にしても下々の者らを極度に締め付けることなく適度に「ガス抜き」していれば統治は適うという支配層の側の論理がある。今はまがりなりにも「センキョ」で勝たねばならない時代だから「ガス抜き」も「詐術」も「論理の摩り替え」も「電動猿芝居」も「世論操作」も「学会票の集約」も・・安部ポン内閣は全部こなさないと明日は来ない。がしかし、だからと言って、安部ポンの施政方針演説はどうだったろう。公平に言ってちょっと問題だと思われるのは(成る程口先では福沢諭吉まで引用して「困難に立ち向かうのだ!」とは言っているが)この国の将来を総花的に飾り立て過ぎてはいないかということである。現実と乖離した、こんな薔薇色の近未来を「格調高く(?)」描いてみせ得るということは1.元々頭が悪く見識も分析力も無い。2.自己陶酔型のパラノイアで現実を直視することから逃避している。3.この国が史上最大の難局にあることを百も承知の上で敢て自身と我が国民を瞞着するため破れかぶれの大芝居を打った。・・とまあ、こんなところだろうか。 . . . 本文を読む