今日は花園へ行って高校ラグビーでも見ようかと思っていたが試合がないので、Jan.04新年初回のたまちゃんスーパーモーニングから。私は昔フジの小倉さんの方を見ていた時期が長かったが、いつからか渡辺さんの方を見るようになった。たまちゃんになってから時局ものはトーンダウンしたという印象が強いのであるが、今視聴率はどうなっているのだろうかってか、まあそれはそれとして、多摩川六郷土手に住まうホームレス諸氏の現況をフォローした後、年始恒例の福袋商戦に東証株価続落、米大統領選予備選スタートに石油高騰と、日本列島如何様にも切り口があるものである。で、拡大枠の10時過ぎになってからの『週刊朝日』編集長出陣=白バイ警察官vs通学バスの激突死事件であるが、高松高裁・柴田秀樹裁判長の問答無用の二審判決はちょっとひど過ぎるんじゃないか。(写真の人相も悪かったし、あっちゃ。w)わが国の裁判制度は三審制とは言うものの、元々二審目の高裁においては(一審で余程の誤審や手抜かりがない限り)書類審理主体であり検察側・弁護側双方の証人を呼んでの丁々発止としたやり取りなど期待出来ないとしたものであるが、この「警察大好き裁判長」のように「第三者の証言だからと言って信頼出来るとは限らない」(←はあ?!じゃあ誰の証言なら信用出来るんだ!?)「控訴して警察の訴えに反論するなど反省の意思がない」などと決め付け証拠調べも省略して即決で実刑判決を下すような第二審では、コメンテーター大谷さんの言うように「存在する意味がない」のである。被告の意見も聞かず、被告側の提出した証拠も調べず、唯一採用した証拠は「身内」たる警察側の証拠だけなのであるから、これは人権意識の発生する以前の「お白州裁判」そのものである。所謂「裁判の長期化」というものは決して好ましいことではないが、かと言ってやることもやらずに即決事務処理するような「有能な」裁判官ばかりになってしまったらこの世は闇である。警察の提出したブレーキ痕には捏造の疑いがあり「なぜ自分が裁かれなければならないのかわからない。警察がそこまでするとは信じられなかった」と被告は言っている。警察側は公道に於ける日常的な「違法白バイ訓練」の実態を隠蔽するために無実の一般市民を犯罪者に仕立て上げた疑いがあると番組では言っていたがそれだけだろうか。どうも「官」や「公」からしておかしい我が列島である。 . . . 本文を読む