枡添は強いところへ靡くという、日和見主義者の典型である。今回の妄言は枡添の言うような「私の政策(←個人的見解と言え!)を支持したから麻生に一票を投じる」などというカッコイイものではなく、事実は全く逆で、枡添の方が「麻生に媚びを売りたいから」(福田が岩戸にお隠れになっているのをいいことに)高齢者医療の見直し云々を私的に勝手に言ってみただけなのである。これで本人窮状の麻生に助け舟を出したつもりなのである。メディアは愚かにも既に『麻生政権』が発足したかのような不実な報道に走りこの発言を誇大宣伝する役目を率先して買って出ているが、何も機能していないとは言え今はまだれっきとした『投げ出し・福田』(←農水大臣から逃げ出した太田も福田の親戚筋だ!)の政権の時代なのである。その現職閣僚の一人が、任期残り数日を残して、突如としてこれまでの自分たちの政策を全否定するような発言をしたのだから、当然与党からも公明からも異論が噴出する。これはちょっとやそっとでは収拾がつかない暴言であって、放っておいても5年が期限の悪法を「廃止するなんて一言も言ってない。1年かけてじっくり検討するのだ」などとは、一体てめえ何を言ってるかわかってるのか、このタコが! この法螺吹き男は、これまで野党の廃止要求を突っぱねて強行採決を繰返して来た手前「現行制度はいいところが沢山ある」などと何度も言うのだが「ではどこがいいところなのか」と問われてもそれについては何も語らないのである。この『C調なエロッ禿』がどういう資格で何を語ったのかは本人にとってさえ全く不明確であり、「今この段階で誰が何を確約出来るのか」と言えばそんなものはどこにもないのであるから、これを今朝の社説で大々的に取り上げた大新聞の論説委員どもも相当壊れまくっているのだ。こんなものは選挙目当ての窮余の一策としても余りにも愚劣で有害無益なスタンドプレーであり、これでは全国各地の与党側候補者などは『秘密のマニュアル』でも配布して貰わないことには何をどう説明したらこれまでの施策との間に整合性を保てるかわからないのだ。とどのつまりは枡添の猿知恵が自公政権の墓穴を掘ったのである。選挙民を舐めるのも大概にしろ! 折りしも雑誌『Flash』は自民党単独では小選挙区で33議席に留まると試算している。自公両党は解体して『創価学会自民党』を立ち上げるしか生き残る道がない。 . . . 本文を読む