Wikipediaの問題を改良した実名投稿の「Citizendium」公開
2007年3月28日(水)00:30 (impress watch)
信頼性の高いネット百科事典を作るためのプロジェクト「Citizendium」が25日、サイトを一般に公開した。2006年11月に始まったこのプロジェクトには現在1,100の記事があり、テスト期間中も順調に成長しつづけてきた。
ネット百科事典としてはWikipediaが圧倒的に有名だが、Wikipediaでは身分を明かさなくても記事を編集して投稿できるため、記事の信頼性に問題を生じることがあり、最近では社会的な問題にもなりつつある。
Citizendiumを設立したLarry Sanger氏はWikipediaの創設時から関わっており、この問題を解決するために、専門家の監督のもとに一般人が実名で記事を投稿するというCitizendiumのモデルに行き着いた。そして、実現のためにNPO法人を設立し、寄附などによってプロジェクトを維持する体制を築いた。
Citizendiumには2つの役職がある。記事の品質を確保することに責任を持つ編集者と、実際に記事を投稿する執筆者である。編集者となるために必ずしも博士号を持っている必要はないが、特に学術的な内容が関係する場合には、その分野で大学教育などの専門的な教育課程を経ていることを示す必要がある。それ以外の専門的分野、あるいは趣味の領域などの分野でも、その分野で責任ある編集が行えることを示す証拠が必要となる。
記事の執筆者には誰でもなれるが、Wikipediaとは異なり、実名で投稿しなければならない。そして、記事の品質を高めるためにできるだけの努力を払うことが求められている。その上で編集者が記事の内容に間違いが無いかどうかを確認し、場合によっては訂正が求められる。
このように、誰でも参加することができる「wiki」の特性をできるだけ維持しつつ、専門家の関与を強め、実名投稿を義務付けることによって品質を高めるというのがCitizendiumのモデルだ。Citizendiumは現在英語版が用意されており、これが成功すればほかの言語にも進出する可能性があるとしている。
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ミニブログTwitterにシリコンバレーがぺちゃくちゃ──フィナンシャル・タイムズ
2007年3月29日(木)14:35
(フィナンシャル・タイムズ 2007年3月25日初出 翻訳gooニュース) サンフランシスコ=リチャード・ウォーターズ、クリス・ナトル
シリコンバレーは今、携帯電話向けのミニブログ・サービスの話題でもちきりだ。YouTubeやMySpace並みにヒットし、幅広い一般ユーザーを獲得するのでは、と予測する声も上がっているほどだ。
ここ2週間ほどシリコンバレーは、携帯電話向けのミニブログ・サービス「Twitter」(日本語で「ぺちゃくちゃ」とか「ぴーちくぱーちく」とかの意味)を、ほめにほめ、持ち上げまくっている。次にネットで大流行する一押しはコレ!──と見込んだものを、シリコンバレーが後押しする時ならではの、大々的な持ち上げ方だ(自分たちが作ったものを自分たちで持ち上げるだけ持ち上げるというやり方が、かつてのネットバブルにつながったのも事実だが)。
サン・マイクロシステムズのジョナサン・シュワーツ最高経営責任者(CEO)は3月半ば、Twitterを取り上げ、高く評価した。YouTube後のネット業界では、膨大な数の一般ユーザーを獲得し得る「バイラル(ウイルス的な伝染力をもつ)」なネット・アプリケーションが、数多く登場している。Twitterはその流れに乗った、最新のヒット製品だと、シュワーツCEOは見ている。
インターネットは今や「一般消費者を中心に回る世界になっているので、何か新しい社会現象が生まれる時は、あっという間だ」とシュワーツ氏。Twitter人気は一過性の線香花火のようなもの──と、そう一蹴してしまいたい気持ちは、捨てるべきだと警告している。「YouTubeも最初は、ただの笑える変なもの扱いされていたが、それに16億5000万ドル払う人がいるんだと分かって、もう誰も笑わなくなった」と同氏はGoogleによるYouTube買収を引き合いに出した。
「新しいアプリケーションの出現に、みんながこんなにワクワク興奮するのは、Flickr以来だ」 シリコンバレーの起業家ロス・メイフィールド氏は、米Yahooが2005年に買収した人気の写真共有サイトを例に挙げた。「Twitterが次のYouTubeになるとは思わないが、かなり広く浸透するはずだと思う」
Twitterのユーザーは、最大140文字の短い文章を投稿し、それをウエブサイトや携帯電話で読むという仕組み。「おそらく、ブログ以前にTwitterはあり得なかったと思う。ブログを通じてユーザーは、自分を見せるということを知ったから」
Twitterが公開されたのは昨年夏だが、活気が出てきたのは今年3月半ばから。米国最大の音楽見本市「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」に参加したIT系ブロガーたちが、使い始めたのがきっかけだった。メイフィールド氏のような人たちが自分のブログでTwitterを絶賛し始めると、シリコンバレーの有力者たちが次々と関心をもつようになったのだ。
Twitterを運営するサンフランシスコの会社Obviousのビズ・ストーン氏によると、このTwitter人気によって、わずか1日を境に、投稿本数は1日2万件から7万件に一気にはねあがった。ウエブトラフィック調査会社HitWiseによると、SXSWの前と後で、Twitterのアクセス数は55%も急増。とはいえ同社はTwitterはまだ「ニッチなすきまサービス」で、一般ユーザーの広いマーケットには届いていないと見ている。
ストーン氏によると、利用者数が一気に増えたことで、Twitterのサーバー負荷も増えて、サービスが遅くなってしまった。下手をするとTwitterは、4年前に同じように一気に人気が爆発したFriendster(最初に人気を得たオンラインSNS)と同じ憂き目を見るかもしれない。Friendsterは人気爆発による需要急増に対応できるだけのインフラを構築しようと懸命だったが、不安定なサービス環境を嫌ったユーザーは次第に、MySpaceなどの競合サイトに移っていってしまったのだ。
「Friendsterがどういう目に遭ったか見ているし、その二の舞はごめんだ」とストーン氏。Twitterの開発チームは現在、トラフィック急増の対応に専念するため、新機能の追加は中断している状態だという。
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*これも知らなかったね。w
世の中どんどん変わっていくね。
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Winビスタ、1カ月2千万本販売 「XP超すペース」
2007年3月28日(水)03:03 * 朝日新聞
米ソフトウエア最大手のマイクロソフトは26日、個人向けのパソコン用新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」の販売が1月30日の売り出しから1カ月間で2千万本を超えたと発表した。「(01年に発売した)ウィンドウズXPの倍以上の販売ペース」と売れ行きの良さを強調している。
XPは、発売2カ月で1700万本だった。ビスタは、アナリストらの間で「通常のパソコン使用ならXPで十分」との指摘も出ており、今後の売れ行きが注目されている。
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浴槽の女性遺体、英国国籍の講師と断定…知人に逮捕状
2007年3月27日(火)21:30 (読売新聞)
千葉県市川市のマンションで、ベランダに置かれた浴槽から女性の遺体が見つかった事件で、行徳署は27日、この女性は英会話学校の講師で英国国籍のリンゼイ・アン・ホーカーさん(22)(船橋市印内)と断定。
遺体には全身に殴られたような跡があったことから、県警は行徳署に殺人・死体遺棄事件として捜査本部を設置し、死体遺棄容疑でこの部屋に住むホーカーさんの知人で職業不詳の市橋達也容疑者(28)の逮捕状をとり、全国に指名手配した。
調べによると、ホーカーさんの遺体は全裸で、浴室から取り外された浴槽(深さ55センチ)の中で全身が砂に覆われ前かがみに座った状態で見つかった。
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*警察がまたドジを踏んだ。
二人で(←後註:9人で行ったというのだから身柄確保するつもりだったのだ!)この容疑者宅へ職務質問に行ったら、本人がいて、背中にリュックを背負っていたというのである。
しかしリュックだけを「逮捕」して、肝心の本人にはまんまと逃走を許した。しかもリュックの件は後になって続報として発表した。
「一旦取り押さえてから逃げられた」という報道もあり、二人の警官がああだこうだといいわけしている可能性も考えられる。
この容疑者は両親が資産家の医者で(←誤報。母親は元歯科医師)本人は職業不明だというのだから、「世襲」も適わず、28歳にもなって親に小遣いを貰いながらチャラチャラ遊び呆けていたのだろう。
こういう残虐な(←あくまで容疑者だが)ニートを育てた親にも(法的には無関係とは言え)当然道義的責任がある。事件が落ち着いたら私財は整理して全額被害者遺族への補償に充て、自分たちは四国へお遍路さんに出掛けるくらいの覚悟が必要であると私は思う。
被害者の方はNOVAの教師だったというが、昨秋英国の大学を卒業して直ちに来日し、NOVAで正式採用されるまでは(←されてからも?)個人レッスンをしていたというのである。
日本が好きで、日本人に英語を教えることを最初の職業として選択し、そのために来日してくれたというのに、何も悪いことはしていないのにこれが裏目に出て、僅か半年程の在日で惨殺されてしまったことになる。
こんな気の毒で理不尽な話はない。
親御さんや親類の方の無念さを思うと私も心が痛む。(お父上とボーイフレンドが日本へ向かったとのこと。)
容疑者は個人レッスンの生徒の一人であってNOVAの会員ではなく、二人は偶然住居が近かったというだけで、個人的に交際していたわけではないとの報道である。
一般に公開される容疑者の写真というのは人相が悪いとしたものだが、この男の場合も非常に凶悪な印象を見る者に与える。
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恐喝未遂で同級生書類送検 埼玉・本庄の中3自殺
2007年3月27日(火)18:38 (共同通信)
埼玉県本庄市で昨年11月、中学3年の男子生徒が同級生(15)に金を要求された後に自殺した問題で、埼玉県警は27日、恐喝未遂容疑でこの同級生を書類送検した。同級生は校内で男子生徒に数回にわたり「500円返せ」などと迫り、金を脅し取ろうとした疑い。市教育委員会は今年1月、「金の要求が自殺の一因となった可能性は否定できないが、原因と特定することはできない」とする報告書をまとめた。
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*いじめ殺人だと言っていい。
いじめが後を絶たない。
この社会は、いじめが似合う環境になってしまったのだろうか?
この種事件の後は自殺児童とその家族ばかりが報道の対象となりがちだが、これは話が逆で、むしろ苛めた側の家族こそ社会に晒け出すべきなのだ。
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「僕自体は時代のあだ花」 公判で村上ファンド前代表
2007年3月27日(火)22:54(朝日新聞)
ニッポン放送株をめぐり証券取引法違反(インサイダー取引)の罪に問われた村上ファンド前代表、村上世彰(よしあき)被告(47)の公判が27日、東京地裁であり、被告人質問が始まった。罪に問われた被告の立場を「変な夢心地」と表現し、自らの境遇への不満をもらす村上前代表。企業の敵対的買収で有名になった村上ファンドの活動についても振り返り、「天狗(てんぐ)になっていた。やりすぎだったかなとも思う」「僕自体は時代のあだ花だ」と語った。
前代表はこの日、弁護側の質問に対し、終始、まくし立てるような早口で答えた。現在の心境を聞かれると、「悔しい。悲しい。いったい何なんだろうと。変な夢心地で、何でここに座っているのか消化できない」と述べた。
村上ファンドの投資活動については、「相手を批判したり、すごい勢いで株を買ったり、売ったり。こういうやり方に批判も受けた。やっている最中は気づかなかったが、確かにそこまでやる必要はなかったかな」。
しかし、村上ファンドで「この国の資本市場のあり方を変えたかった」との持論も展開。国内で他にも敵対的買収が出始めていることに言及し、「自分がやらなくてもいい。僕自体は時代のあだ花だ」と語った。
ファンドへの復帰は「二度と戻りたくない。人様のお金を預かるのはむちゃくちゃ大変」と、逮捕当日の会見と同様に引退を明言した。
一方、現在は無罪主張だが、捜査段階で容疑を大筋で認めたことについて、逮捕直前に「ファンドが崩壊しないために村上1人が認めてくれれば、と同僚に説得された」と説明。ただし、「(当初から)検察官には『ライブドアから資金調達の話は聞いていません』と言ったのに、調書には入ってしまった」と述べた。
証人出廷したライブドア元幹部らがニッポン放送株の買い占めで「村上ファンドに裏切られた」と批判したことについては、「株を売る前に仁義は切ったが、結果的に売ってしまった。申し訳なかったという思いはある」と弁明した。
被告人質問は4月12日まで4回の予定。
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*まさに『巧言令色鮮し仁』そのものである。
村上という男は『口先人間』だから自己を幾らでも「粉飾」出来るだろうが、その実像たるや掛け値なしに「稼ぐだけ稼いで、いざ捜査が身辺に及ぶや今度は変装して国外脱出を図った」という男なのである。しかも問われた罪は微罪そのものである。
村上はオリックスが出資してくれた40億円を足場に自らのファンドを一時は4,000億円の世帯にし、自分自身も濡れ手に粟で200億円の資産を築いた。これがポチー竹中路線の齎した一つの帰結である。こんな男に10億円やそこらの罰金を科すのが法定限度というのであるから、村上は腹の中ではさぞほくそえんでいることだろう。
普通に真面目に働いている一般の人間に唾を吐きつけるようなこういう人間しか『勝ち組』になれない国であるとしたなら、この国が滅びるのは最早時間の問題と言っていい。何が再チャレンジか?!
2007年3月28日(水)00:30 (impress watch)
信頼性の高いネット百科事典を作るためのプロジェクト「Citizendium」が25日、サイトを一般に公開した。2006年11月に始まったこのプロジェクトには現在1,100の記事があり、テスト期間中も順調に成長しつづけてきた。
ネット百科事典としてはWikipediaが圧倒的に有名だが、Wikipediaでは身分を明かさなくても記事を編集して投稿できるため、記事の信頼性に問題を生じることがあり、最近では社会的な問題にもなりつつある。
Citizendiumを設立したLarry Sanger氏はWikipediaの創設時から関わっており、この問題を解決するために、専門家の監督のもとに一般人が実名で記事を投稿するというCitizendiumのモデルに行き着いた。そして、実現のためにNPO法人を設立し、寄附などによってプロジェクトを維持する体制を築いた。
Citizendiumには2つの役職がある。記事の品質を確保することに責任を持つ編集者と、実際に記事を投稿する執筆者である。編集者となるために必ずしも博士号を持っている必要はないが、特に学術的な内容が関係する場合には、その分野で大学教育などの専門的な教育課程を経ていることを示す必要がある。それ以外の専門的分野、あるいは趣味の領域などの分野でも、その分野で責任ある編集が行えることを示す証拠が必要となる。
記事の執筆者には誰でもなれるが、Wikipediaとは異なり、実名で投稿しなければならない。そして、記事の品質を高めるためにできるだけの努力を払うことが求められている。その上で編集者が記事の内容に間違いが無いかどうかを確認し、場合によっては訂正が求められる。
このように、誰でも参加することができる「wiki」の特性をできるだけ維持しつつ、専門家の関与を強め、実名投稿を義務付けることによって品質を高めるというのがCitizendiumのモデルだ。Citizendiumは現在英語版が用意されており、これが成功すればほかの言語にも進出する可能性があるとしている。
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ミニブログTwitterにシリコンバレーがぺちゃくちゃ──フィナンシャル・タイムズ
2007年3月29日(木)14:35
(フィナンシャル・タイムズ 2007年3月25日初出 翻訳gooニュース) サンフランシスコ=リチャード・ウォーターズ、クリス・ナトル
シリコンバレーは今、携帯電話向けのミニブログ・サービスの話題でもちきりだ。YouTubeやMySpace並みにヒットし、幅広い一般ユーザーを獲得するのでは、と予測する声も上がっているほどだ。
ここ2週間ほどシリコンバレーは、携帯電話向けのミニブログ・サービス「Twitter」(日本語で「ぺちゃくちゃ」とか「ぴーちくぱーちく」とかの意味)を、ほめにほめ、持ち上げまくっている。次にネットで大流行する一押しはコレ!──と見込んだものを、シリコンバレーが後押しする時ならではの、大々的な持ち上げ方だ(自分たちが作ったものを自分たちで持ち上げるだけ持ち上げるというやり方が、かつてのネットバブルにつながったのも事実だが)。
サン・マイクロシステムズのジョナサン・シュワーツ最高経営責任者(CEO)は3月半ば、Twitterを取り上げ、高く評価した。YouTube後のネット業界では、膨大な数の一般ユーザーを獲得し得る「バイラル(ウイルス的な伝染力をもつ)」なネット・アプリケーションが、数多く登場している。Twitterはその流れに乗った、最新のヒット製品だと、シュワーツCEOは見ている。
インターネットは今や「一般消費者を中心に回る世界になっているので、何か新しい社会現象が生まれる時は、あっという間だ」とシュワーツ氏。Twitter人気は一過性の線香花火のようなもの──と、そう一蹴してしまいたい気持ちは、捨てるべきだと警告している。「YouTubeも最初は、ただの笑える変なもの扱いされていたが、それに16億5000万ドル払う人がいるんだと分かって、もう誰も笑わなくなった」と同氏はGoogleによるYouTube買収を引き合いに出した。
「新しいアプリケーションの出現に、みんながこんなにワクワク興奮するのは、Flickr以来だ」 シリコンバレーの起業家ロス・メイフィールド氏は、米Yahooが2005年に買収した人気の写真共有サイトを例に挙げた。「Twitterが次のYouTubeになるとは思わないが、かなり広く浸透するはずだと思う」
Twitterのユーザーは、最大140文字の短い文章を投稿し、それをウエブサイトや携帯電話で読むという仕組み。「おそらく、ブログ以前にTwitterはあり得なかったと思う。ブログを通じてユーザーは、自分を見せるということを知ったから」
Twitterが公開されたのは昨年夏だが、活気が出てきたのは今年3月半ばから。米国最大の音楽見本市「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」に参加したIT系ブロガーたちが、使い始めたのがきっかけだった。メイフィールド氏のような人たちが自分のブログでTwitterを絶賛し始めると、シリコンバレーの有力者たちが次々と関心をもつようになったのだ。
Twitterを運営するサンフランシスコの会社Obviousのビズ・ストーン氏によると、このTwitter人気によって、わずか1日を境に、投稿本数は1日2万件から7万件に一気にはねあがった。ウエブトラフィック調査会社HitWiseによると、SXSWの前と後で、Twitterのアクセス数は55%も急増。とはいえ同社はTwitterはまだ「ニッチなすきまサービス」で、一般ユーザーの広いマーケットには届いていないと見ている。
ストーン氏によると、利用者数が一気に増えたことで、Twitterのサーバー負荷も増えて、サービスが遅くなってしまった。下手をするとTwitterは、4年前に同じように一気に人気が爆発したFriendster(最初に人気を得たオンラインSNS)と同じ憂き目を見るかもしれない。Friendsterは人気爆発による需要急増に対応できるだけのインフラを構築しようと懸命だったが、不安定なサービス環境を嫌ったユーザーは次第に、MySpaceなどの競合サイトに移っていってしまったのだ。
「Friendsterがどういう目に遭ったか見ているし、その二の舞はごめんだ」とストーン氏。Twitterの開発チームは現在、トラフィック急増の対応に専念するため、新機能の追加は中断している状態だという。
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*これも知らなかったね。w
世の中どんどん変わっていくね。
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Winビスタ、1カ月2千万本販売 「XP超すペース」
2007年3月28日(水)03:03 * 朝日新聞
米ソフトウエア最大手のマイクロソフトは26日、個人向けのパソコン用新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」の販売が1月30日の売り出しから1カ月間で2千万本を超えたと発表した。「(01年に発売した)ウィンドウズXPの倍以上の販売ペース」と売れ行きの良さを強調している。
XPは、発売2カ月で1700万本だった。ビスタは、アナリストらの間で「通常のパソコン使用ならXPで十分」との指摘も出ており、今後の売れ行きが注目されている。
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浴槽の女性遺体、英国国籍の講師と断定…知人に逮捕状
2007年3月27日(火)21:30 (読売新聞)
千葉県市川市のマンションで、ベランダに置かれた浴槽から女性の遺体が見つかった事件で、行徳署は27日、この女性は英会話学校の講師で英国国籍のリンゼイ・アン・ホーカーさん(22)(船橋市印内)と断定。
遺体には全身に殴られたような跡があったことから、県警は行徳署に殺人・死体遺棄事件として捜査本部を設置し、死体遺棄容疑でこの部屋に住むホーカーさんの知人で職業不詳の市橋達也容疑者(28)の逮捕状をとり、全国に指名手配した。
調べによると、ホーカーさんの遺体は全裸で、浴室から取り外された浴槽(深さ55センチ)の中で全身が砂に覆われ前かがみに座った状態で見つかった。
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*警察がまたドジを踏んだ。
二人で(←後註:9人で行ったというのだから身柄確保するつもりだったのだ!)この容疑者宅へ職務質問に行ったら、本人がいて、背中にリュックを背負っていたというのである。
しかしリュックだけを「逮捕」して、肝心の本人にはまんまと逃走を許した。しかもリュックの件は後になって続報として発表した。
「一旦取り押さえてから逃げられた」という報道もあり、二人の警官がああだこうだといいわけしている可能性も考えられる。
この容疑者は両親が資産家の医者で(←誤報。母親は元歯科医師)本人は職業不明だというのだから、「世襲」も適わず、28歳にもなって親に小遣いを貰いながらチャラチャラ遊び呆けていたのだろう。
こういう残虐な(←あくまで容疑者だが)ニートを育てた親にも(法的には無関係とは言え)当然道義的責任がある。事件が落ち着いたら私財は整理して全額被害者遺族への補償に充て、自分たちは四国へお遍路さんに出掛けるくらいの覚悟が必要であると私は思う。
被害者の方はNOVAの教師だったというが、昨秋英国の大学を卒業して直ちに来日し、NOVAで正式採用されるまでは(←されてからも?)個人レッスンをしていたというのである。
日本が好きで、日本人に英語を教えることを最初の職業として選択し、そのために来日してくれたというのに、何も悪いことはしていないのにこれが裏目に出て、僅か半年程の在日で惨殺されてしまったことになる。
こんな気の毒で理不尽な話はない。
親御さんや親類の方の無念さを思うと私も心が痛む。(お父上とボーイフレンドが日本へ向かったとのこと。)
容疑者は個人レッスンの生徒の一人であってNOVAの会員ではなく、二人は偶然住居が近かったというだけで、個人的に交際していたわけではないとの報道である。
一般に公開される容疑者の写真というのは人相が悪いとしたものだが、この男の場合も非常に凶悪な印象を見る者に与える。
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恐喝未遂で同級生書類送検 埼玉・本庄の中3自殺
2007年3月27日(火)18:38 (共同通信)
埼玉県本庄市で昨年11月、中学3年の男子生徒が同級生(15)に金を要求された後に自殺した問題で、埼玉県警は27日、恐喝未遂容疑でこの同級生を書類送検した。同級生は校内で男子生徒に数回にわたり「500円返せ」などと迫り、金を脅し取ろうとした疑い。市教育委員会は今年1月、「金の要求が自殺の一因となった可能性は否定できないが、原因と特定することはできない」とする報告書をまとめた。
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*いじめ殺人だと言っていい。
いじめが後を絶たない。
この社会は、いじめが似合う環境になってしまったのだろうか?
この種事件の後は自殺児童とその家族ばかりが報道の対象となりがちだが、これは話が逆で、むしろ苛めた側の家族こそ社会に晒け出すべきなのだ。
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「僕自体は時代のあだ花」 公判で村上ファンド前代表
2007年3月27日(火)22:54(朝日新聞)
ニッポン放送株をめぐり証券取引法違反(インサイダー取引)の罪に問われた村上ファンド前代表、村上世彰(よしあき)被告(47)の公判が27日、東京地裁であり、被告人質問が始まった。罪に問われた被告の立場を「変な夢心地」と表現し、自らの境遇への不満をもらす村上前代表。企業の敵対的買収で有名になった村上ファンドの活動についても振り返り、「天狗(てんぐ)になっていた。やりすぎだったかなとも思う」「僕自体は時代のあだ花だ」と語った。
前代表はこの日、弁護側の質問に対し、終始、まくし立てるような早口で答えた。現在の心境を聞かれると、「悔しい。悲しい。いったい何なんだろうと。変な夢心地で、何でここに座っているのか消化できない」と述べた。
村上ファンドの投資活動については、「相手を批判したり、すごい勢いで株を買ったり、売ったり。こういうやり方に批判も受けた。やっている最中は気づかなかったが、確かにそこまでやる必要はなかったかな」。
しかし、村上ファンドで「この国の資本市場のあり方を変えたかった」との持論も展開。国内で他にも敵対的買収が出始めていることに言及し、「自分がやらなくてもいい。僕自体は時代のあだ花だ」と語った。
ファンドへの復帰は「二度と戻りたくない。人様のお金を預かるのはむちゃくちゃ大変」と、逮捕当日の会見と同様に引退を明言した。
一方、現在は無罪主張だが、捜査段階で容疑を大筋で認めたことについて、逮捕直前に「ファンドが崩壊しないために村上1人が認めてくれれば、と同僚に説得された」と説明。ただし、「(当初から)検察官には『ライブドアから資金調達の話は聞いていません』と言ったのに、調書には入ってしまった」と述べた。
証人出廷したライブドア元幹部らがニッポン放送株の買い占めで「村上ファンドに裏切られた」と批判したことについては、「株を売る前に仁義は切ったが、結果的に売ってしまった。申し訳なかったという思いはある」と弁明した。
被告人質問は4月12日まで4回の予定。
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*まさに『巧言令色鮮し仁』そのものである。
村上という男は『口先人間』だから自己を幾らでも「粉飾」出来るだろうが、その実像たるや掛け値なしに「稼ぐだけ稼いで、いざ捜査が身辺に及ぶや今度は変装して国外脱出を図った」という男なのである。しかも問われた罪は微罪そのものである。
村上はオリックスが出資してくれた40億円を足場に自らのファンドを一時は4,000億円の世帯にし、自分自身も濡れ手に粟で200億円の資産を築いた。これがポチー竹中路線の齎した一つの帰結である。こんな男に10億円やそこらの罰金を科すのが法定限度というのであるから、村上は腹の中ではさぞほくそえんでいることだろう。
普通に真面目に働いている一般の人間に唾を吐きつけるようなこういう人間しか『勝ち組』になれない国であるとしたなら、この国が滅びるのは最早時間の問題と言っていい。何が再チャレンジか?!