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本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

映画:白い恐怖(1945年)米映画。

2014-06-30 16:00:46 | 
 白い恐怖 Spellbound (1945年米映画)は、アルフレッド・ヒッチコック監督のサイコ・スリラー映画である。
 主演:イングリッド・バーグマン(1915年8月29日 - 1982年8月29日)と言えば、ヨーロッパとアメリカで活躍したスウェーデン出身の女優で、(Ingrid Bergman はスウェーデンではインリド・ベリマン [ˈɪŋːrɪd ˈbærjman] と発音される。)アカデミー賞を3回、エミー賞を2回、トニー賞の演劇主演女優賞の受賞経験がある大女優であり、AFI(アメリカ映画協会)選定の「映画スターベスト100」の女優部門では第4位となっている。バーグマンが演じた役でもっとも有名な役と言われているのが、ハンフリー・ボガートと共演した『カサブランカ』(1942年)のイルザ・ラント役とケーリー・グラントと共演した『汚名』(1946年)のアリシア・ハバーマン役である。(ウィキペディア)
 一方共演のグレゴリー・ペックと言えば『ローマの休日』でも有名な二枚目スターである。

 というわけで、敢て言わせて貰うならば、この映画はヒッチコックの作品としては駄作の部類に入るのではないかと思う。以前何回か見ているが、ストーリーなどは大方忘れてしまっていて、最後のシーンとか、雪山の痕跡だとかを微かに記憶しているだけだったので、さて今はどうだろうかと半分楽しみにしていたのだが、残念ながら期待外れに終わった。
 脚本は誰だったろうか、この本がまず悪い。全てはご都合主義でストーリーが展開されて行く。脚本というものは全てご都合主義だと言ってしまえばそれまでだが、それもあまりに極端だと鼻につくのである。
 イングリッド・バーグマン演じる美貌の精神科医が、正体不明の新任所長に『会った途端に一目惚れ』しないと物語は始まらないのである。これが私には一番気に食わない点である。

 がしかし、原題の"Spellbound"はYahoo翻訳に拠れば「魅了されます」という意味だというから、なんだこれは『会った途端に一目惚れ』そのものじゃないか、ということになる。なまじ「白い恐怖」という意訳の日本語タイトルが巧妙なので私は騙されたような気分になった。
他には後半登場する彼女の恩師など、バイプレーヤーたちは好演しているが、だからどうだとかいうことはない。


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