
小泉政権官邸HP、5年の経費10億円・メルマガ8億円 2006年12月19日(火)21:41 * 朝日新聞
小泉政権の5年間で運営された首相官邸ホームページに約10億円、メールマガジンに約8億円の経費がそれぞれ支払われていたことが19日、政府が閣議決定した政府答弁書でわかった。タウンミーティング(TM)をめぐっても1回2000万円を超える法外な経費支出が指摘されており、政府の広報予算全般のあり方が問われそうだ。
社民党の保坂展人氏の質問主意書に答えた。それによると、官邸HPの制作・運営は「既に使用している設備やアプリケーション類との互換性を確保できるものが1社」しかないなどの理由で、01年度から05年度までほぼすべてが随意契約。支出額は01年度1億5000万円、02年度2億2000万円、03年度2億円、04年度1億9000万円、05年度2億3000万円。
小泉内閣メールマガジンも、多数の登録者に配信するためのソフトウエアの使用権を設定できる社が1社しかなかったとして、制作・運営を随意契約。01~05年度の支出額はそれぞれ2億円、1億4000万円、1億5000万円、1億5000万円、1億4000万円だった。
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ネット広報は5年で25億円 政府、大半が随意契約 2006年12月19日(火)20:20
* 共同通信
政府の「首相官邸ホームページ(HP)」や「小泉内閣メールマガジン」などインターネットを利用した広報の大部分が随意契約で発注され、2001-05年度の5年間で制作、運営費が総額約25億1000万円に上ることが19日、判明した。
同日閣議決定された社民党の保坂展人衆院議員の質問主意書に対する答弁書で分かったもので、随意契約は約24億7000万円に上る。政府は随意契約の理由について「ほかに対応できる事業者がいない」などと技術的な理由を挙げている。
価格について政府広報室などは「過去の契約実績や、業界内での類似ケースを調べて適当と判断した」と説明している。
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タウンミーティング予算、07年度は3分の1以下に 2006年12月20日(水)10:25
* 朝日新聞
「やらせ」質問や法外な経費支出が問題になった内閣府主催のタウンミーティング(TM)は来年度以降、開催費用が大幅に圧縮されることになった。20日に公表された07年度予算の財務省原案で関連予算は8900万円と、今年度の約3億円の3分の1以下に減額。8月末の概算要求時点で内閣府は4億1700万円を要求したが、やらせ問題などを踏まえ「必要最小限」として8900万円で要求し直した。
今後のTM開催については、TM調査委員会が報告書で効率化の徹底を求めたことを受け、首相官邸で見直しを進めている。今回の予算編成では、意見交換を深めるための小規模な会の開催(1回約300万円で年10回)、テレビ会議システムの活用(1回約500万円で年10回)などを想定して要求した。
今年度予算では1回約1600万円で37回開催する内容で、費用は地方と分担し、国の負担分は約3億円だった。
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本間税調会長辞任へ 官舎問題で、安倍政権に打撃 2006年12月21日(木)07:29
* 朝日新聞
政府税制調査会の本間正明会長(阪大教授)は20日、会長職を辞任する意向を固めた。複数の政府関係者が明らかにした。東京都内の一等地の官舎に入居していたことで政府・与党内から自発的辞任を求める声が相次ぎ、職責を全うできないと判断したとみられる。安倍首相にとって本間氏の起用は官邸主導による成長重視戦略を強く示した人事だった。約1カ月半で辞任に至れば首相の任命責任が問われ、復党問題などで陰りの見える政権の求心力に影響を与えるのは必至だ。
本間氏の進退をめぐって、首相は「職責を全うしてもらいたい」と、更迭しない考えを繰り返し表明してきた。だが政府関係者は20日、「首相の姿勢は変わらないが、本人の判断は止められない」と述べ、首相も最終的に辞任を了承するとの見通しを示した。
本間氏は11月7日に税調会長に選任された。税調委員の任期は3年。会長人事で官邸側は、財務省が用意した石弘光前会長の続投案を拒み、法人税減税を唱える本間氏の起用で「成長優先」を鮮明にした。政府税調は12月1日、減価償却制度の見直しなど各種の企業減税を盛り込み、法人税率の今後の引き下げを検討するとした07年度税制改正の答申を提出した。
しかし、11日発売の週刊誌で家族ではない女性と官舎に同居していたとの疑惑が指摘されると、与党内から「税負担を国民に求める立場として適性を欠く」といった批判が噴出した。本間氏は13日の記者会見で「同居」を否定しつつ、官舎の退去を表明した。
本間氏が入居した官舎は東京・渋谷にある3LDKで、家賃は月約7万7000円。本間氏は9月に経済財政諮問会議の専門調査会長として、公務員宿舎を含む国有財産の売却推進を求める報告をまとめていた。
与党からは「胸に手をあてて考えるべきだ」(津島雄二・自民党税調会長)などとして本間氏への辞任要求が強まる一方で、本間氏を擁護するのは安倍首相と塩崎官房長官のみという状況になっていた。
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以上引用終わり。
*しかしこのオヤジも何考えてるんだろうね。「恋の炎に身も焦がれて」(!)何も考えられなくなったんだろうか? でも、なんで公舎なんだ? こんなのに税調会長任せていいわけねえよな。
この阪大教授もしかしこの騒動で奥さんとの離婚はし易くなっただろう。w
週刊誌様々だな。人生万事塞翁が馬か。
『人生万事塞翁が丙馬』の青島幸男さんも、異色派女優岸田今日子さんも昨日亡くなられた。
「おとなの漫画」は衝撃的だった。植木等が都庁のだだっぴろい知事執務室へ青島さんを訪問した番組もあった。
映画では「砂の女」。テレビでは岸田森も出ていた「傷だらけの天使」や坂本九との共演「男嫌い」も記憶に残っている。昭和が次第に遠のく。
ここに謹んでお二方のご冥福をお祈り致します。合掌。
小泉政権の5年間で運営された首相官邸ホームページに約10億円、メールマガジンに約8億円の経費がそれぞれ支払われていたことが19日、政府が閣議決定した政府答弁書でわかった。タウンミーティング(TM)をめぐっても1回2000万円を超える法外な経費支出が指摘されており、政府の広報予算全般のあり方が問われそうだ。
社民党の保坂展人氏の質問主意書に答えた。それによると、官邸HPの制作・運営は「既に使用している設備やアプリケーション類との互換性を確保できるものが1社」しかないなどの理由で、01年度から05年度までほぼすべてが随意契約。支出額は01年度1億5000万円、02年度2億2000万円、03年度2億円、04年度1億9000万円、05年度2億3000万円。
小泉内閣メールマガジンも、多数の登録者に配信するためのソフトウエアの使用権を設定できる社が1社しかなかったとして、制作・運営を随意契約。01~05年度の支出額はそれぞれ2億円、1億4000万円、1億5000万円、1億5000万円、1億4000万円だった。
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ネット広報は5年で25億円 政府、大半が随意契約 2006年12月19日(火)20:20
* 共同通信
政府の「首相官邸ホームページ(HP)」や「小泉内閣メールマガジン」などインターネットを利用した広報の大部分が随意契約で発注され、2001-05年度の5年間で制作、運営費が総額約25億1000万円に上ることが19日、判明した。
同日閣議決定された社民党の保坂展人衆院議員の質問主意書に対する答弁書で分かったもので、随意契約は約24億7000万円に上る。政府は随意契約の理由について「ほかに対応できる事業者がいない」などと技術的な理由を挙げている。
価格について政府広報室などは「過去の契約実績や、業界内での類似ケースを調べて適当と判断した」と説明している。
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タウンミーティング予算、07年度は3分の1以下に 2006年12月20日(水)10:25
* 朝日新聞
「やらせ」質問や法外な経費支出が問題になった内閣府主催のタウンミーティング(TM)は来年度以降、開催費用が大幅に圧縮されることになった。20日に公表された07年度予算の財務省原案で関連予算は8900万円と、今年度の約3億円の3分の1以下に減額。8月末の概算要求時点で内閣府は4億1700万円を要求したが、やらせ問題などを踏まえ「必要最小限」として8900万円で要求し直した。
今後のTM開催については、TM調査委員会が報告書で効率化の徹底を求めたことを受け、首相官邸で見直しを進めている。今回の予算編成では、意見交換を深めるための小規模な会の開催(1回約300万円で年10回)、テレビ会議システムの活用(1回約500万円で年10回)などを想定して要求した。
今年度予算では1回約1600万円で37回開催する内容で、費用は地方と分担し、国の負担分は約3億円だった。
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本間税調会長辞任へ 官舎問題で、安倍政権に打撃 2006年12月21日(木)07:29
* 朝日新聞
政府税制調査会の本間正明会長(阪大教授)は20日、会長職を辞任する意向を固めた。複数の政府関係者が明らかにした。東京都内の一等地の官舎に入居していたことで政府・与党内から自発的辞任を求める声が相次ぎ、職責を全うできないと判断したとみられる。安倍首相にとって本間氏の起用は官邸主導による成長重視戦略を強く示した人事だった。約1カ月半で辞任に至れば首相の任命責任が問われ、復党問題などで陰りの見える政権の求心力に影響を与えるのは必至だ。
本間氏の進退をめぐって、首相は「職責を全うしてもらいたい」と、更迭しない考えを繰り返し表明してきた。だが政府関係者は20日、「首相の姿勢は変わらないが、本人の判断は止められない」と述べ、首相も最終的に辞任を了承するとの見通しを示した。
本間氏は11月7日に税調会長に選任された。税調委員の任期は3年。会長人事で官邸側は、財務省が用意した石弘光前会長の続投案を拒み、法人税減税を唱える本間氏の起用で「成長優先」を鮮明にした。政府税調は12月1日、減価償却制度の見直しなど各種の企業減税を盛り込み、法人税率の今後の引き下げを検討するとした07年度税制改正の答申を提出した。
しかし、11日発売の週刊誌で家族ではない女性と官舎に同居していたとの疑惑が指摘されると、与党内から「税負担を国民に求める立場として適性を欠く」といった批判が噴出した。本間氏は13日の記者会見で「同居」を否定しつつ、官舎の退去を表明した。
本間氏が入居した官舎は東京・渋谷にある3LDKで、家賃は月約7万7000円。本間氏は9月に経済財政諮問会議の専門調査会長として、公務員宿舎を含む国有財産の売却推進を求める報告をまとめていた。
与党からは「胸に手をあてて考えるべきだ」(津島雄二・自民党税調会長)などとして本間氏への辞任要求が強まる一方で、本間氏を擁護するのは安倍首相と塩崎官房長官のみという状況になっていた。
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以上引用終わり。
*しかしこのオヤジも何考えてるんだろうね。「恋の炎に身も焦がれて」(!)何も考えられなくなったんだろうか? でも、なんで公舎なんだ? こんなのに税調会長任せていいわけねえよな。
この阪大教授もしかしこの騒動で奥さんとの離婚はし易くなっただろう。w
週刊誌様々だな。人生万事塞翁が馬か。
『人生万事塞翁が丙馬』の青島幸男さんも、異色派女優岸田今日子さんも昨日亡くなられた。
「おとなの漫画」は衝撃的だった。植木等が都庁のだだっぴろい知事執務室へ青島さんを訪問した番組もあった。
映画では「砂の女」。テレビでは岸田森も出ていた「傷だらけの天使」や坂本九との共演「男嫌い」も記憶に残っている。昭和が次第に遠のく。
ここに謹んでお二方のご冥福をお祈り致します。合掌。
拙ログ各寮(支店)へのTBありがとうございます
時事ネタや社会問題が豊富なブログですね。
当方社会勉強に疎い部分があるので、また色々と勉強させていただきます。
取り急ぎ、TBの御礼まで