あと4週間のうちに何かが起こる『日刊ゲンダイ』7/6
安倍内閣の支持率は3割を切り、不支持率は5割を超えた。とうに危険水域に突入し、自民党は満身創痍で参院選に臨むことになった。このままでは36議席しか獲得できずに大惨敗した宇野政権の89年参院選に迫る「30台後半」の予想も出てきた。安倍首相は参院選で惨敗しても「私には責任がない」と言って今から予防線を張っておき、居直るつもりらしいが、そうはいかない。参院選で与党が過半数を割ったら、政治は一歩も動かなくなるのを知っているのか。まあ、いくら甘ちゃん首相でも、そのくらいのことは分かっているから、何か仕掛けてくるはず。野党の参院議員を引き抜く多数派工作に出るとか、もっと別の奇策とか…。
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↑ 田中さんのところを割って出た二人とは既に話がついているのか?
餌は何をぶら下げたんだ?!
情けない奴らだ。
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2007年07月06日 『日刊ゲンダイ』掲載
民放 安倍拒絶
逆風にさらされている安倍“不人気”首相が民放テレビ局にソッポを向かれている。国会閉幕するや参院選に向けてテレビに出演して攻勢に打って出るつもりがアテが外れた。いくらテレビ出演を打診しても、お呼びがかからない。野党と一緒に出ると突っ込まれるから、単独出演を条件にしたのも悪かった。結局、食いついたのは日本テレビだけという情けなさ。
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↑ 読売はあの人が安倍ポンに御執心なのだ。困った人だが、それにしても『単独出演条件』とは何だ!? どこかの軍事政権みたいな話だ。
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2007年07月06日 『日刊ゲンダイ』掲載
消費税「失言」自民パニック
安倍首相、きのう5日夜、やっと日テレに生出演したのに、消費税の引き上げについて「逃げるつもりはないなんて一言も言っていない」とやらかした。首相の口から消費税アップをほのめかす発言が飛び出したことで、「上げないと言って来た与党幹部は大慌て。参院選を前に「余計なことを言いやがって…」と頭を抱えている。
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↑ 秋には上げる(ことを決定する)つもりなのだ。それまで自分の政権が続けばだが。
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参院選出馬の「ヤンキー先生」出演ビデオ、1万本回収へ
2007年7月6日(金)11:27
「ヤンキー先生」として知られる義家弘介氏の参院選出馬によって法務省が840万円をかけて制作した同氏出演の広報ビデオが上映できなくなっている問題で、長勢法相は6日の閣議後の記者会見で、全国の保護司会などに配布したビデオ計1万本を近く回収する方針を示した。「役所が応援しているかのごとく思われないよう、きちんとした対応をしたい」と話した。
法務省によると義家氏は昨秋の出演依頼の時点では「出馬の予定はない」としていたという。法相は立候補について「憲法上の権利に対抗できるかといえば、できない。出た以上は立候補してはいけないと言うわけにもいかない」と困惑をにじませた。
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↑ 本人乃至は安倍ポンに全額弁償させろ!
ただでさえ少ない国費を蕩尽しやがって!
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「時効年金」受給申請初日、連絡不手際で一部受理されず
2007年7月6日(金)14:36 『読売新聞』
年金時効撤廃特例法が施行され、過去に時効とされた年金の受給申請受け付けが始まった6日朝、社会保険庁から全国の社会保険事務所への連絡の遅れなどから、一部で申請が受理されないトラブルが起きた。
大阪府枚方市の女性(63)は午前9時ごろ、枚方社保事務所を訪れ、時効とされた母親(90)の厚生年金について受給申請した。ところが、窓口職員は「社会保険庁から何も聞いておらず、手続きの方法も指示されていません」と受理せず、女性が約1時間にわたって「特例法は施行されたはず」と訴えたが、聞き入れられなかったという。
社会保険庁では施行当日の6日午前0時40分ごろ、都道府県ごとにある社会保険事務局を通じて、社会保険事務所に支払い手続きを示した「事務連絡」をメールで流した。社保事務所に連絡が届いたのは、同日早朝になったケースも多く、枚方社保事務所の場合、6日午前8時半の業務開始後にメールに気付き、職員への指示が遅れたという。
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↑ そんな言い訳が通るか!
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菅氏「国民への詐欺」と批判 首相の消費税発言に
2007年7月6日(金)19:42 『共同ニュース』
民主党の菅直人代表代行は6日、福井市での記者会見で、安倍晋三首相が秋以降に消費税率引き上げを含めた税制改革の検討に入るとの考えを示したことについて「首相は『上げないとは言っていない』と言うが、無責任な対応だ。参院選前にきちんと案を出さなければ国民への詐欺行為だ」と批判した。共産党の志位和夫委員長は記者団に「参院選で国民に信を問う必要がある」と強調。
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首相側、参院選まで質疑中止提案 内閣記者会に
2007年7月6日(金)21:02 『共同ニュース』
安倍晋三首相の今井尚哉秘書官は6日までに、普段は一日1、2回行われている記者団との質疑(ぶら下がり取材)を、国会閉幕から参院選投票日の7月29日までの間中止したいと新聞、通信、放送各社でつくる内閣記者会に提案した。今井氏は理由として(1)国会閉幕後は自民党総裁としての日程になる(2)小泉純一郎前首相の前例踏襲-を挙げた。記者会は「小泉氏は前回衆院選では国会閉幕後も公示日までほぼ連日応じた」と反論。
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↑ お前らのぶら下がりなんてどうでもいいんだよ。
まともに突っ込めない太鼓持ちの癖して!
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赤城農相の政治団体、妻の実家にも1496万円経費計上
赤城徳彦農相(衆院茨城1区)の後援会が農相の実家を「主たる事務所」にしていたのに、経常経費を計上していた問題で、赤城農相の別の政治団体「徳政会」も、東京都世田谷区にある農相の妻の実家に事務所を置きながら、1996~2005年に計1496万円の経常経費を計上していたことが分かった。
これらの経常経費計上について、赤城農相は7日、「架空計上はない」と説明したが、「具体的な内訳は分からない」と述べるにとどまった。
徳政会は、妻の親族(78)が代表者を務め、05年までの5年間の収入はこの親族からの年間120万円だけ。96年以降、年72万~210万円の人件費、24万~72万円の事務所費、12万~14万円の光熱水費などを支出、03年には、赤城農相の実家を「主たる事務所」にしている「赤城徳彦後援会」あての150万円など、計400万円の寄付を計上していた。
代表者は「父から代表者を引き継ぎ、名前を貸したが、目立った活動はしていない」と説明。これに対し、赤城農相は「親族、友人からの寄付の受け皿で、活動している」と述べた。
一方、赤城徳彦後援会が05年までの10年間に9046万円の経常経費を計上していた点について、赤城農相は、水戸市にある自民党茨城県第1選挙区支部事務所を使った後援会活動の経費も合算し、報告していると釈明した。
実家は「祖父の代から後援会活動の中核の場所で、会合を開いている」と強調。事務所費については、「電話代や切手代、事務機器のリース代を計上している」とした。
(2007年7月7日23時3分 読売新聞)
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↑ あの疑惑の松岡の後釜がこれである。
この内閣は金権腐敗のオンパレードだ。
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熊本、大分、鹿児島で自公協力成立…参院選“逆風”に危機感
『読売新聞』
参院選公示が12日に迫る中、公明党が6日、熊本、大分、鹿児島選挙区の自民党候補の推薦を決定し、遅れていた九州の自公協力が本格的に動き出した。
3県の自民党県連も同日までに、九州を地盤とする公明党比例選候補・木庭健太郎氏(55)への県レベルでの支援を確約。福岡、佐賀、長崎選挙区でも最終調整が急ピッチで進んでおり、年金問題や久間前防衛相の原爆投下を巡る発言による“逆風”への危機感が背中を押す形になっている。
6日夜、大分市のホールで開かれた木庭氏の講演会に駆けつけた自民党の片山虎之助参院幹事長は「今の自民党があるのは公明党のおかげだ」と声を張り上げ、約4か月に及んだ“衛藤問題”の幕引きを印象づけた。
九州各県では、自民党の前衆院議員・衛藤晟一氏(59)の比例選擁立に、「木庭氏の票が目減りする」と公明党が反発。大分選挙区の自民党新人、礒崎陽輔氏(49)への推薦をはじめ自公協力が滞っていた。
しかし、自民党本部が5日、衛藤氏に公明党批判をしないよう警告し、同党県本部に謝罪するよう求めた。自民党県連も6日に木庭氏の「支持」を決めたことで相互支援に合意。県連幹部は「逆風の中、自公協力なしでは戦えない」とほっとしていた。
ただ、同市の別のホールでは同日夜、衛藤氏の支援者ら約800人が激励大会を開催。「本人が地元で活動できないのはおかしい」などと声を上げ、火種が消えていないことを露呈した。
公明党鹿児島県本部の成尾信春代表は6日夕、県庁で記者会見し、鹿児島選挙区の自民党現職・加治屋義人氏(69)の推薦の理由について、「このままでは、参院で与党が過半数を割ってしまうような逆風が吹いている」と連立与党の立場を強調した。
福岡選挙区でも、自民党現職への推薦について、公明党県本部の森下博司幹事長は「公示までにはなんとか道筋をつけたい」としており、現職陣営も近く対応を協議する方針だ。
一方、宮崎選挙区では自民党現職が推薦願を出しているが、保留のまま。
宮崎県選出の中山成彬・自民党衆院議員の妻、中山恭子首相補佐官(67)(拉致問題担当)が6月、比例選への出馬を表明。比例選で木庭氏への十分な支援が得られるか不透明になったためだ。公明党県本部の赤木和男副代表は「まだ県本部内で話し合いもしていない。他県は他県」と言葉少なだ。
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↑ とりわけ九州方面での自公協力は微妙である。公明批判を公然と行う人間をカムバックさせ、或いは久間発言もあって、実働部隊の婦人部がソッポを向いてしまった。実質今の政権は『創価学会自民党』の単独政権である。
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参院選で与野党逆転できなければ政界引退=小沢民主代表
2007年07月08日15時14分
[東京 8日 ロイター] 民主党の小沢一郎代表は8日、フジテレビの「報道2001」に出演し、29日投開票の参院選で与野党逆転が実現できなかった場合は政界を引退する考えを表明した。
小沢代表は、「(現在の)国民生活を軽視した政治に歯止めをかけなければいけない。今度の参院選が最大・最後のチャンス」と選挙に向けた意気込みを語り、「必ず国民の皆さんが我々を選択してくれると確信しているが、万が一の場合、私自身が政界にいる必要はない」と言い切った。
「それは政界引退なのか」と問われ、「自分自身の心の内では、そういう決意だ」とし、参院選で野党が過半数を獲得できなかった場合は政界引退を考えていることを明らかにした。
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cf.辻元ムービーを見たい人は→ここのライヴビデオへどうぞ。w
安倍内閣の支持率は3割を切り、不支持率は5割を超えた。とうに危険水域に突入し、自民党は満身創痍で参院選に臨むことになった。このままでは36議席しか獲得できずに大惨敗した宇野政権の89年参院選に迫る「30台後半」の予想も出てきた。安倍首相は参院選で惨敗しても「私には責任がない」と言って今から予防線を張っておき、居直るつもりらしいが、そうはいかない。参院選で与党が過半数を割ったら、政治は一歩も動かなくなるのを知っているのか。まあ、いくら甘ちゃん首相でも、そのくらいのことは分かっているから、何か仕掛けてくるはず。野党の参院議員を引き抜く多数派工作に出るとか、もっと別の奇策とか…。
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↑ 田中さんのところを割って出た二人とは既に話がついているのか?
餌は何をぶら下げたんだ?!
情けない奴らだ。
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2007年07月06日 『日刊ゲンダイ』掲載
民放 安倍拒絶
逆風にさらされている安倍“不人気”首相が民放テレビ局にソッポを向かれている。国会閉幕するや参院選に向けてテレビに出演して攻勢に打って出るつもりがアテが外れた。いくらテレビ出演を打診しても、お呼びがかからない。野党と一緒に出ると突っ込まれるから、単独出演を条件にしたのも悪かった。結局、食いついたのは日本テレビだけという情けなさ。
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↑ 読売はあの人が安倍ポンに御執心なのだ。困った人だが、それにしても『単独出演条件』とは何だ!? どこかの軍事政権みたいな話だ。
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2007年07月06日 『日刊ゲンダイ』掲載
消費税「失言」自民パニック
安倍首相、きのう5日夜、やっと日テレに生出演したのに、消費税の引き上げについて「逃げるつもりはないなんて一言も言っていない」とやらかした。首相の口から消費税アップをほのめかす発言が飛び出したことで、「上げないと言って来た与党幹部は大慌て。参院選を前に「余計なことを言いやがって…」と頭を抱えている。
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↑ 秋には上げる(ことを決定する)つもりなのだ。それまで自分の政権が続けばだが。
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参院選出馬の「ヤンキー先生」出演ビデオ、1万本回収へ
2007年7月6日(金)11:27
「ヤンキー先生」として知られる義家弘介氏の参院選出馬によって法務省が840万円をかけて制作した同氏出演の広報ビデオが上映できなくなっている問題で、長勢法相は6日の閣議後の記者会見で、全国の保護司会などに配布したビデオ計1万本を近く回収する方針を示した。「役所が応援しているかのごとく思われないよう、きちんとした対応をしたい」と話した。
法務省によると義家氏は昨秋の出演依頼の時点では「出馬の予定はない」としていたという。法相は立候補について「憲法上の権利に対抗できるかといえば、できない。出た以上は立候補してはいけないと言うわけにもいかない」と困惑をにじませた。
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↑ 本人乃至は安倍ポンに全額弁償させろ!
ただでさえ少ない国費を蕩尽しやがって!
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「時効年金」受給申請初日、連絡不手際で一部受理されず
2007年7月6日(金)14:36 『読売新聞』
年金時効撤廃特例法が施行され、過去に時効とされた年金の受給申請受け付けが始まった6日朝、社会保険庁から全国の社会保険事務所への連絡の遅れなどから、一部で申請が受理されないトラブルが起きた。
大阪府枚方市の女性(63)は午前9時ごろ、枚方社保事務所を訪れ、時効とされた母親(90)の厚生年金について受給申請した。ところが、窓口職員は「社会保険庁から何も聞いておらず、手続きの方法も指示されていません」と受理せず、女性が約1時間にわたって「特例法は施行されたはず」と訴えたが、聞き入れられなかったという。
社会保険庁では施行当日の6日午前0時40分ごろ、都道府県ごとにある社会保険事務局を通じて、社会保険事務所に支払い手続きを示した「事務連絡」をメールで流した。社保事務所に連絡が届いたのは、同日早朝になったケースも多く、枚方社保事務所の場合、6日午前8時半の業務開始後にメールに気付き、職員への指示が遅れたという。
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↑ そんな言い訳が通るか!
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菅氏「国民への詐欺」と批判 首相の消費税発言に
2007年7月6日(金)19:42 『共同ニュース』
民主党の菅直人代表代行は6日、福井市での記者会見で、安倍晋三首相が秋以降に消費税率引き上げを含めた税制改革の検討に入るとの考えを示したことについて「首相は『上げないとは言っていない』と言うが、無責任な対応だ。参院選前にきちんと案を出さなければ国民への詐欺行為だ」と批判した。共産党の志位和夫委員長は記者団に「参院選で国民に信を問う必要がある」と強調。
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首相側、参院選まで質疑中止提案 内閣記者会に
2007年7月6日(金)21:02 『共同ニュース』
安倍晋三首相の今井尚哉秘書官は6日までに、普段は一日1、2回行われている記者団との質疑(ぶら下がり取材)を、国会閉幕から参院選投票日の7月29日までの間中止したいと新聞、通信、放送各社でつくる内閣記者会に提案した。今井氏は理由として(1)国会閉幕後は自民党総裁としての日程になる(2)小泉純一郎前首相の前例踏襲-を挙げた。記者会は「小泉氏は前回衆院選では国会閉幕後も公示日までほぼ連日応じた」と反論。
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↑ お前らのぶら下がりなんてどうでもいいんだよ。
まともに突っ込めない太鼓持ちの癖して!
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赤城農相の政治団体、妻の実家にも1496万円経費計上
赤城徳彦農相(衆院茨城1区)の後援会が農相の実家を「主たる事務所」にしていたのに、経常経費を計上していた問題で、赤城農相の別の政治団体「徳政会」も、東京都世田谷区にある農相の妻の実家に事務所を置きながら、1996~2005年に計1496万円の経常経費を計上していたことが分かった。
これらの経常経費計上について、赤城農相は7日、「架空計上はない」と説明したが、「具体的な内訳は分からない」と述べるにとどまった。
徳政会は、妻の親族(78)が代表者を務め、05年までの5年間の収入はこの親族からの年間120万円だけ。96年以降、年72万~210万円の人件費、24万~72万円の事務所費、12万~14万円の光熱水費などを支出、03年には、赤城農相の実家を「主たる事務所」にしている「赤城徳彦後援会」あての150万円など、計400万円の寄付を計上していた。
代表者は「父から代表者を引き継ぎ、名前を貸したが、目立った活動はしていない」と説明。これに対し、赤城農相は「親族、友人からの寄付の受け皿で、活動している」と述べた。
一方、赤城徳彦後援会が05年までの10年間に9046万円の経常経費を計上していた点について、赤城農相は、水戸市にある自民党茨城県第1選挙区支部事務所を使った後援会活動の経費も合算し、報告していると釈明した。
実家は「祖父の代から後援会活動の中核の場所で、会合を開いている」と強調。事務所費については、「電話代や切手代、事務機器のリース代を計上している」とした。
(2007年7月7日23時3分 読売新聞)
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↑ あの疑惑の松岡の後釜がこれである。
この内閣は金権腐敗のオンパレードだ。
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熊本、大分、鹿児島で自公協力成立…参院選“逆風”に危機感
『読売新聞』
参院選公示が12日に迫る中、公明党が6日、熊本、大分、鹿児島選挙区の自民党候補の推薦を決定し、遅れていた九州の自公協力が本格的に動き出した。
3県の自民党県連も同日までに、九州を地盤とする公明党比例選候補・木庭健太郎氏(55)への県レベルでの支援を確約。福岡、佐賀、長崎選挙区でも最終調整が急ピッチで進んでおり、年金問題や久間前防衛相の原爆投下を巡る発言による“逆風”への危機感が背中を押す形になっている。
6日夜、大分市のホールで開かれた木庭氏の講演会に駆けつけた自民党の片山虎之助参院幹事長は「今の自民党があるのは公明党のおかげだ」と声を張り上げ、約4か月に及んだ“衛藤問題”の幕引きを印象づけた。
九州各県では、自民党の前衆院議員・衛藤晟一氏(59)の比例選擁立に、「木庭氏の票が目減りする」と公明党が反発。大分選挙区の自民党新人、礒崎陽輔氏(49)への推薦をはじめ自公協力が滞っていた。
しかし、自民党本部が5日、衛藤氏に公明党批判をしないよう警告し、同党県本部に謝罪するよう求めた。自民党県連も6日に木庭氏の「支持」を決めたことで相互支援に合意。県連幹部は「逆風の中、自公協力なしでは戦えない」とほっとしていた。
ただ、同市の別のホールでは同日夜、衛藤氏の支援者ら約800人が激励大会を開催。「本人が地元で活動できないのはおかしい」などと声を上げ、火種が消えていないことを露呈した。
公明党鹿児島県本部の成尾信春代表は6日夕、県庁で記者会見し、鹿児島選挙区の自民党現職・加治屋義人氏(69)の推薦の理由について、「このままでは、参院で与党が過半数を割ってしまうような逆風が吹いている」と連立与党の立場を強調した。
福岡選挙区でも、自民党現職への推薦について、公明党県本部の森下博司幹事長は「公示までにはなんとか道筋をつけたい」としており、現職陣営も近く対応を協議する方針だ。
一方、宮崎選挙区では自民党現職が推薦願を出しているが、保留のまま。
宮崎県選出の中山成彬・自民党衆院議員の妻、中山恭子首相補佐官(67)(拉致問題担当)が6月、比例選への出馬を表明。比例選で木庭氏への十分な支援が得られるか不透明になったためだ。公明党県本部の赤木和男副代表は「まだ県本部内で話し合いもしていない。他県は他県」と言葉少なだ。
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↑ とりわけ九州方面での自公協力は微妙である。公明批判を公然と行う人間をカムバックさせ、或いは久間発言もあって、実働部隊の婦人部がソッポを向いてしまった。実質今の政権は『創価学会自民党』の単独政権である。
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参院選で与野党逆転できなければ政界引退=小沢民主代表
2007年07月08日15時14分
[東京 8日 ロイター] 民主党の小沢一郎代表は8日、フジテレビの「報道2001」に出演し、29日投開票の参院選で与野党逆転が実現できなかった場合は政界を引退する考えを表明した。
小沢代表は、「(現在の)国民生活を軽視した政治に歯止めをかけなければいけない。今度の参院選が最大・最後のチャンス」と選挙に向けた意気込みを語り、「必ず国民の皆さんが我々を選択してくれると確信しているが、万が一の場合、私自身が政界にいる必要はない」と言い切った。
「それは政界引退なのか」と問われ、「自分自身の心の内では、そういう決意だ」とし、参院選で野党が過半数を獲得できなかった場合は政界引退を考えていることを明らかにした。
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cf.辻元ムービーを見たい人は→ここのライヴビデオへどうぞ。w