本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

野党のコメント他。

2007-08-28 10:39:54 | 政治
 ↑ 写真はNYタイムスよりお借りしました。
『人心一新にならぬ』『席替え』 野党、一斉に批判
2007年8月28日 『東京新聞』朝刊

 野党各党は27日、内閣改造・自民党役員人事について「人心一新にはならない」として一斉に批判の声を上げた。秋の臨時国会に向け人事を行った安倍首相の資質を含め政府・与党を厳しく追及していく構えだ。

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は、都内で記者団に「サプライズが全くないのがサプライズ」と皮肉った上で「安倍首相の続投を最初に支持した麻生太郎氏らが(自民党)三役に入り、閣僚は派閥領袖が占めている。人心を一新するようにみえない」などと強調した。

 今後の国会運営に関して与党側が呼び掛けている与野党協議については「表で戦いながら裏でいろいろ工作するような、かつての与野党協議みたいなことを期待しているとすればそう簡単ではない」と指摘。改革派知事といわれた増田寛也氏の入閣に関しても「結局、閣僚になると役所のセクショナリズムとか考え方の中に埋め込まれてしまう」と懸念してみせた。

 共産党の市田忠義書記局長は記者会見で「要所要所にタカ派的な人ばかりをかき集め、寄せ集めた。『KY(空気が読めない)』という言葉がはやっているが、かき集め、寄せ集めという意味で『KY内閣』だ」と批判。社民党の福島瑞穂党首も記者団に「閣僚経験者を違うポストで起用した『席替え内閣』『いつか見た内閣』だ。(この内閣を)自民党最後の内閣にすべく頑張る」と訴えた。

 国民新党の亀井久興幹事長は「政策の方向が変わるようには受けとめられない」と疑問視。新党日本は「だれのための改革を行うのか認識を改めぬまま、改革続行と声を張り上げても人心はさらに離れる」との田中康夫代表の談話を発表した。

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1.一番面白かったのが共産党の市田書記長の(この内閣は)「かき集め、寄せ集めという意味で『KY内閣』だ」という指摘である。
 この党はかつての『ムネオハウス』で顕著なようにたまに『一発芸』的なギャグでヒットを飛ばす。『政権担当能力』が皆無なことは自他共に(?)認めているようだから、ここはこっち方面で頑張ったらいいかも知れない。w

2.社民党の福島瑞穂党首=「閣僚経験者を違うポストで起用した『席替え内閣』『いつか見た内閣』だ」から「この内閣を自民党最後の内閣にすべく頑張る」と言うのは全くその通りで、私は個人的には社民党は嫌いだが福島さんは(あの独特の「紋切り型」というのか?演説口調とかが)好きだから応援しないことはないのだが、幾ら頑張って良いことを言っても、支持も伸びなければ得票率も共産党に遥かに及ばないといったふうで、その存在意義がいつも問われている。いっそ解党して民主党に吸収合併され「民主党左派」で頑張ったらいいのではないかと私なんかはお気楽に思うのだけれど、これって暴論かな?笑。

3.民主党の鳩山由紀夫幹事長=「サプライズが全くないのがサプライズ」と皮肉った上で「安倍首相の続投を最初に支持した麻生太郎氏らが三役に入り、閣僚は派閥領袖が占めている。人心を一新するようにみえない」というのはおっしゃる通りだが、この人の話はいつも大学のつまらないゼミでも聞いているようで衝迫力もなければ訴求力もない。もっと芝居っ気たっぷりにやって欲しいのだが、この人にそれを望むのは無理な注文というものだろう。

 国民新党の亀井久興幹事長=「政策の方向が変わるようには受けとめられない」と疑問視というのも正しい認識だと思う。ホリエモンを刺客に送られた方の亀ちゃんはヤマっ気たっぷりだが、この人はいつも地味だけどまっとうなことを言っている。

 で、田中ヤッシーは何か最近生彩を欠いているように見えるんだけど・・。


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