↑ 写真はNYタイムスよりお借りしました。
丸川議員退社時 テレ朝で「挨拶来ても無視しろ」の声
7月31日 10時01分『アメーバニュース』
昨日行われた参院選の東京都選挙区で、辛くも当選を果たした元テレビ朝日アナウンサー・丸川珠代議員(自民党、36)。04年にテレビ朝日・ニューヨ-ク支局から帰国以来、転入届を区役所に提出していなかった。そのため、3年間で一度も投票に行っていないことが判明するなど、選挙前は自ら逆風を招いていた。そもそも、テレビ朝日に退社の報告もないままに、出馬表明をしたため、社内では悪評が漂っていたという。
「退職する際、社内に挨拶回りをしていました。なかには、応援する人もいたようですが、『挨拶来ても無視しろ』という上司もいるなど、社内での評判は最悪でしたよ」(テレビ朝日社員)
収録済みの番組があるにもかかわらず、突然の出馬表明。そのため、番組では丸川議員の登場シーンをカットしたり、テロップで以前収録したものであることを告知したため、編集費が相当掛かったようだ。
「テロップ代や編集費の金額はバカになりません。思い出すのは、田代まさしです。収録済み番組の放映前に、不祥事を起こしたため、相当数がカットになった。これで、彼は相当な借金を背負ったと聞いています」(週刊誌記者)
丸川議員が編集費を出したのか、テレ朝が工面したのかは不明だが、いずれにしても四面楚歌と思えた選挙。だが、当選を果たしたわけだから、国民は東大卒のエリートアナウンサーに期待しているということになる。
「選挙期間中は泣き崩れ、当選後も同選挙区で落選した保坂前議員(自民党)を気遣って、万歳もなし。翌日のテレビ出演でも、一切喜びの表情が見えなかった。こんな精神力で、政治家を務められるのでしょうか。周りのいいなりになる姿しか想像できませんよ。でも、これが全て演技だったら、大したもの。その可能性もないとは言えませんからね。“自民党の松田聖子”であると期待したいところです」(同記者)
数々の批判を浴びながらも、当選を果たした丸川珠代議員。これからの議員活動で、逆風をはねのけていただきたいところである。
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*『丸川+平沢』陣営の沈痛なまでの当選記者会見にはそれ相応の理由があったらしい。負けた保坂陣営から早々と裏話が(公然と!)リークされた。
「組織票は従来通り保坂、浮動票は丸川で行く」というのが当初自民党の大戦略だったが、そもそも3年間もセンキョをパスしていた人間をなぜ今回唐突に「権力の中枢に(!)」送り込まなければならないのか、その意味が誰にも説明不可能である以上「無党派層」「浮動票」の取り込みなど画餅に過ぎず、苦肉の策で狙いを定めた先が「保坂票」だったわけである。
で、平沢さん更には官房長官や安部ポンから再三に亘って『票の割譲』を申し入れ、ついに保坂陣営は渋々組織票のうち業界団体の票の一部を丸川に譲ったため、これが結果として命取りになったというのが今回の顛末である。
「これがなければ自分の方が当選だった」と敗れた保坂陣営は死んだ子の歳を数えるようなことを言って悔やんでいるわけだ。
票の融通によって大逆転が起きることは『中選挙区』の時代にはよくあったが、今回の東京選挙区は典型的古典的な中選挙区だったのである。
「あんたの方は当確。うちはこのままでは落選だ」と泣きついて味方から票を回して貰うのだから、この「談合」に成功すればこんな確実な集票活動はないが、その結果順位が入れ替わったり、ましてや今回の丸川のように当落が入れ替わったりしたのでは「騙し討ち」そのものとなってしまうから当然後々までしこりを残すことになる。だから(少なくとも表面上は)喜んでなどいられなかったのはあまりにも当然の振舞いだったわけで、アメーバの記者はこんな初歩的な知識もなかったことになる。w
無論「賭場に於けるコマの貸し借り」じゃあるまいし、「票を貸してくれ」「票を回してくれ」などという「センキョ戦略」は本来個々人に固有の選挙権を候補者の勝手な都合で弄ぶものであって、民主主義とは無縁の蛮習であり、更に言うなら「組織票」なるものは、個人の自由を他の何よりも尊重する社会では本来あってはならない(筈の)ものなのである。
ともあれ今回東京選挙区の安部ポンは、味方まで騙して自分のスカウトした第二候補を当選させ、なりふり構わず「面子を保った」醜悪至極なリーダーだったわけである。
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丸川議員退社時 テレ朝で「挨拶来ても無視しろ」の声
7月31日 10時01分『アメーバニュース』
昨日行われた参院選の東京都選挙区で、辛くも当選を果たした元テレビ朝日アナウンサー・丸川珠代議員(自民党、36)。04年にテレビ朝日・ニューヨ-ク支局から帰国以来、転入届を区役所に提出していなかった。そのため、3年間で一度も投票に行っていないことが判明するなど、選挙前は自ら逆風を招いていた。そもそも、テレビ朝日に退社の報告もないままに、出馬表明をしたため、社内では悪評が漂っていたという。
「退職する際、社内に挨拶回りをしていました。なかには、応援する人もいたようですが、『挨拶来ても無視しろ』という上司もいるなど、社内での評判は最悪でしたよ」(テレビ朝日社員)
収録済みの番組があるにもかかわらず、突然の出馬表明。そのため、番組では丸川議員の登場シーンをカットしたり、テロップで以前収録したものであることを告知したため、編集費が相当掛かったようだ。
「テロップ代や編集費の金額はバカになりません。思い出すのは、田代まさしです。収録済み番組の放映前に、不祥事を起こしたため、相当数がカットになった。これで、彼は相当な借金を背負ったと聞いています」(週刊誌記者)
丸川議員が編集費を出したのか、テレ朝が工面したのかは不明だが、いずれにしても四面楚歌と思えた選挙。だが、当選を果たしたわけだから、国民は東大卒のエリートアナウンサーに期待しているということになる。
「選挙期間中は泣き崩れ、当選後も同選挙区で落選した保坂前議員(自民党)を気遣って、万歳もなし。翌日のテレビ出演でも、一切喜びの表情が見えなかった。こんな精神力で、政治家を務められるのでしょうか。周りのいいなりになる姿しか想像できませんよ。でも、これが全て演技だったら、大したもの。その可能性もないとは言えませんからね。“自民党の松田聖子”であると期待したいところです」(同記者)
数々の批判を浴びながらも、当選を果たした丸川珠代議員。これからの議員活動で、逆風をはねのけていただきたいところである。
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*『丸川+平沢』陣営の沈痛なまでの当選記者会見にはそれ相応の理由があったらしい。負けた保坂陣営から早々と裏話が(公然と!)リークされた。
「組織票は従来通り保坂、浮動票は丸川で行く」というのが当初自民党の大戦略だったが、そもそも3年間もセンキョをパスしていた人間をなぜ今回唐突に「権力の中枢に(!)」送り込まなければならないのか、その意味が誰にも説明不可能である以上「無党派層」「浮動票」の取り込みなど画餅に過ぎず、苦肉の策で狙いを定めた先が「保坂票」だったわけである。
で、平沢さん更には官房長官や安部ポンから再三に亘って『票の割譲』を申し入れ、ついに保坂陣営は渋々組織票のうち業界団体の票の一部を丸川に譲ったため、これが結果として命取りになったというのが今回の顛末である。
「これがなければ自分の方が当選だった」と敗れた保坂陣営は死んだ子の歳を数えるようなことを言って悔やんでいるわけだ。
票の融通によって大逆転が起きることは『中選挙区』の時代にはよくあったが、今回の東京選挙区は典型的古典的な中選挙区だったのである。
「あんたの方は当確。うちはこのままでは落選だ」と泣きついて味方から票を回して貰うのだから、この「談合」に成功すればこんな確実な集票活動はないが、その結果順位が入れ替わったり、ましてや今回の丸川のように当落が入れ替わったりしたのでは「騙し討ち」そのものとなってしまうから当然後々までしこりを残すことになる。だから(少なくとも表面上は)喜んでなどいられなかったのはあまりにも当然の振舞いだったわけで、アメーバの記者はこんな初歩的な知識もなかったことになる。w
無論「賭場に於けるコマの貸し借り」じゃあるまいし、「票を貸してくれ」「票を回してくれ」などという「センキョ戦略」は本来個々人に固有の選挙権を候補者の勝手な都合で弄ぶものであって、民主主義とは無縁の蛮習であり、更に言うなら「組織票」なるものは、個人の自由を他の何よりも尊重する社会では本来あってはならない(筈の)ものなのである。
ともあれ今回東京選挙区の安部ポンは、味方まで騙して自分のスカウトした第二候補を当選させ、なりふり構わず「面子を保った」醜悪至極なリーダーだったわけである。
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