地方の商工会議所 経営指導員(中小企業診断士)のブログ

田舎の商工会議所が行う中小企業・小規模事業者への支援。そのリアル。息抜きに楽しむお酒と読書の話。

本質的とか根本的とか

2024-05-13 08:16:00 | 中小企業診断士・伴走支援
本質的な課題というよりも、
根本的な課題というほうが
受け入れてもらいやすいような気がしてきた今日この頃です

まー、本質的どころか根本的というワードも実は使う必要ないんですけどね
というか、言わない方がいい(笑)
本質的とか根本的とか言わなくても、本質的とか根本的と気づいてもらう言い方はありそう…



支援策の企画は難しい

2024-05-10 07:44:00 | 商工会議所
物価高騰に苦しむ企業への支援施策を企画中です。
予算額は500万円です。
職員全員からアイデアを募り、その選定や具体化のために会議を重ねてきました。
これで行こうと話し合って決めた2つの案は、
昨日の三役会で、数秒で却下されました(笑)
10秒もかからなかった…

だから、まだ企画中です
さー、今日も元気にがんばろー!



私にとって、偉大な変革でした

2024-05-09 18:49:00 | 商工会議所
昨夜は、夏にある大きな祭りの決起大会でした。
この祭りは実行委員会形式ですが、3年前までは全てを商工会議所が企画・準備して実施してました。それを前の会頭が変革してくれました。

「会議所がやってる祭りではなく、市民の祭りにしよう」

お飾りだった実行委員会を、企画力や実行力に優れたメンバー(地元経営者たち)に総入れ替え。商工会議所は実行委員に2人送りますが、以前のような職員全員が1ヶ月を祭り準備に費やすことはなくなりました。
求められる経営支援のほうに時間を割くことができるようになりました。
(この時間を支援に有効に使えているか?)

祭り自体も以前のようなマンネリ化したものではなく、市民を巻き込み、市民が楽しむ祭りになってきました。
(以前のマンネリ化を放置してきたのは、紛れもない会議所の失策です…反省しないといけない💦)

前の会頭がされたこの変革は、私たちにとって、この祭りにとって、とても偉大な変革でした。
その分、変革を成すに多大なエネルギーと時間と人間力を使われていました。
本当に感謝です
尊敬しています

でも、この偉大な変革もいつまでも永続するわけではありません
柔軟で流れのある体制が求められます





見てるつもりが、実は見られてる

2024-05-08 08:13:00 | 商工会議所
昨日は補助金申請サポートが2件
どちらも最初は比較的おんぶにだっこタイプでしたが、後半は経営者の意地を見せてくれました
私の誘導ラインとは別の視点から別角度での切り口を投げかけてくれ、そのおかげで事業計画書がグンと良いものになりました
さすがだと思います
やっぱり事業計画は、(私たちみたいな支援者主導ではなく)経営者が自分の着眼点を自分の言葉で語るほうが断然良いものが出来上がりますね

経営者のおんぶにだっこ姿勢に辟易するのではなく、粘り強く傾聴と対話を重ねることが大事

経営者は、やる気や思いやアイデアは持っている。私たち支援者にそれを聞かせる資格があるかどうかを見ている(無意識的に見ている場合も)

こちらが「この社長は自走化できそうかな」と見てる一方で、社長は「この職員は経営のこと本気で話せるやつかな」と見てる
当たり前の話ですね

さー、今日も元気にがんばろー!




マニュアルも誠実に実行することで効果

2024-05-07 07:52:00 | 読書・自己啓発
情報や事情を話す
しっかり目を見て、言い分に耳を傾ける
穏やかにゆっくり、心から共感する
信用して任せる
時期を逃さず関わる

こんなマニュアル本みたいなことで、
チームはしっかり動いてくれて、
ひとりひとりも着実に成長してくれる

実行することが大切

4月を振り返ってみてそう感じました