11月17日~20日 熊野古道の1ルートである中辺路(なかへじ)を歩いた。古くからあがめられてきた聖地、平安貴族も詣でた信仰の道を往時の面影を辿ってみた。中辺路は紀伊田辺から熊野三山へと至る道。平安時代、上皇や貴族たちが頻繁に往来した熊野参詣への主要道。
出発前に想像していたより遥かに厳しいコースで、道も狭く、履物も草鞋しか無かった昔の人々にとっては難行苦行の旅であったと思われる。
今回は時間の都合で一日目の出発は途中から。
今回の旅の案内人”語り部”の北本さん。ユーモアたっぷりの語り口に参加者一同が和やかに。
スタート地点の紅葉が青空に映える。足取りも軽く出発だ
やがて鬱蒼とした杉林の中へ入る。これぞ熊野の道だな~
途中 「花山法皇」の旅姿を模した「牛馬童子像」(左)にお参り
山伏姿の「語り部」に引率された高校生の一群に出会う
道端の紅葉が見ごろになっている
きつい上り坂を登って峠に出た。遥か彼方に”たおやかな”嶺が(見えるかな?)昔はそのように見えたそうだが今は木々が成長し、姿が変わってきたそうだ
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峠近くの民家のおばさんが笑顔で出迎えてくれた。こんにちわ!
峠の茶店。旅人もここで疲れを癒したであろうか
1日目のゴール継桜王子にある野中の一方杉(枝が同じ方向に向いている) 「王子」とは・・・熊野の神を分祠した小社のこと(守護神)
夕陽を見ながら旅の宿へ向かう。 ここは夕陽百選とか。
その2へ続く
4日間の熊野古道を歩かれたのですね、厳しいコースも
あったようですが、往時の面影をしのびながらのウオーク
お疲れ様でした。
私も元気なうちに歩きたいものだと思っていますが、やはり紅葉のこの時期が一番良いのでしょうか。
中辺路で思い出しましたが、以前車で和歌山の滝めぐりを
したときに平行して走る熊野中辺路街道(国道311号)を通った事があります。
「乙女の寝姿」は確かに山の稜線が乙女の横顔に
見えますね。
案内人の語り部さんに詳しく教えてもらえるので
楽しさも倍増していいですね。
続きを楽しみにしています。
普段から山歩きをしていらしたから可能なのではないでしょうか
古道と云うだけのことはあって木々のたたずまい
山道。家の雰囲気みな心惹かれますが
昔の人は自分の足が動かなければ移動できなかった厳しさまざまざと感じます。
牛馬童子像の素朴でかわゆいこと・・・・・
夕日の画像。
人の暮らしと自然の夕日がマッチして
うずうずする懐かしさです。
テレビの旅番組で熊野古道を歩くのを見たときにこの中辺路を歩いていました。
昔の人がこの道を歩くのは大変だったのでしょうね。
この日は天気がよく紅葉も綺麗だし夕陽も綺麗。
気分良く宿へは歩けましたか?
これからが楽しみです。
今日も良い天気でしたね。
熊野古道ウオークを見ていただき有り難うございます。念願のウオークでしたが、当初はもっと楽なコースかなと想像していましたが、意外とタフでしたね。
古の人々の苦労がしのばれました。しかしながら、宗教心の乏しい私も、歩いている間に、自然に対する畏敬の気持ちが湧いて来て、生きる意義を感じました。
熊野古道シリーズ見ていただき有り難うございます。4日間のうち3日間は山登りと同じような感じでした。出発前は、なだらかなところを歩くのかなと想像していましたが、以外にタフでした。人の住んでいる街道の高いところは、車がないと大変で、お年寄りには酷だと思いました。結構廃屋が見受けられ、子供の巣立った家は親の世代で終わり、とても寂しい気がしました。
熊野三山へのお参りは、現在の私達でも大変なので、古の人たちには修行そのものだったでしょうね。
熊野古道歩きは念願でしたので、旅行会社のパンフレットを見てすぐ応募しました。総勢26名のグループでしたが、皆さん旅なれた方ばかり、しかし3日目の雨中ウオーキングには、3名の方がリタイヤーしました。
信仰心の薄い私ですが、深い森の中を歩き続けると、自然に対する畏敬の念が起こってきます。不思議ですね。
熊野古道ウオーキングは4-5コースあるのですが、その中でも中辺路コースが、一番長いですね。4日間(正味3日間で38km〕。今後他のコースも挑戦したいと思っています。このコースの真中のところは標高差500mくらいあり、アップダウンを繰り返します。〔独立峰が多く尾根伝いに行けないとのこと)。
さくら草さんも、お近くにお住まいですので、是非お出かけください。
私も今年は行くつもりでしたが、事情が変わりました。
写真を見ると、行きたくなります。
茶店、民家のおばさん・・・。
みんな、私が見て感じたいものばかりです。
熊野古道ウオークを見ていただき有難うございます。今回の中辺路ルートは全長38km、山あり、谷あり結構きついコースです。しかし歩きながら出会える、風景、人々、とても懐かしさを感じます。
せいたかさんは近くにお住まいでしょうから、お出かけください。