豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2012年03月01日 17時44分11秒 | 日記
( Vol 108 ) 生活保護の受給者が 200万人を超えた これは何を物語るのか? 
1951年の受給者を超えると 厚生労働省は 発表
1951年から受給者数は 減少を続け、1995年を最低にその後上昇

この原因には 不況という要因がある
しかし それ以上に 雇用形態の 変化があると思われる

旧来の日本型雇用から非正規社員(派遣社員)の雇用導入

非正規社員の存在が 影響していると思われる
この非正規社員の制度が 存在していなければ
企業内における隠れた失業者 として存在していた

大手企業は 非正規社員の雇用を増やし 景気の変動に 対応

その結果 今まで以上に 失業者を 出すことになったのではないか

職を追われ 家を追われ 路頭に迷う
生活保護の 対象となる

また 派遣労働者の 賃金は 低く抑えられ
所得額は 生活保護 受給額 と同等程度という状態を生んでいる

受給者は 生活保護 から 脱出しようとしない

このような 悪循環も 影響しているのではないだろうか

このようになった 一要因として
雇用形態の変化が 関わっているのではないだろうか

生活保護受給者を 減少させるには
雇用の創出

それには 景気

ただそれでけでは 生活の安定は 望めない
雇用形態における 賃金格差の 是正

正規社員を増やす努力
派遣社員の派遣元における 派遣社員の保証制度 の確立

現在の 派遣社員の処遇は 
一昔前の 日雇い労働者の 処遇と同じ
なんの保証もなく 路上に放り出される

派遣会社は 何も責任を負わない制度は どこかオカシイ
雇用者としての責任 

また 派遣社員を 利用する 企業も オカシイ
間接的であっても 責任をもった雇用に努める必要があるのではないか

派遣社員制度は 雇用形態を 大きく変えた

結果 若者に 働く意欲を 失わせてしまった
いま 路上に多くの若き働き手が 投げ出されている
この現状を 真摯に 受け止める 必要があるのではないだろうか

景気が悪い 不況だ と 唱えるだけでは済まされない

労働力の 喪失に つながる

企業が 成り立つのも
国が 成り立つのも

労働力が あって 成り立つ

いま 雇用について 真剣に 考える時ではないか
これは 他人事ではない

国家的 問題

企業は 大きな問題として 捉える 時である

労働者が 生活保護へと 変化
国家財政を 圧迫
そのための税収を どこに求めるのか

企業の努力に 求める
国債に求める

これでは いいのだろうか

企業も  国も 雇用について 考えることではないか

言えることは 大企業の雇用形態のあり方は 大きな影響を与えたことは確かである

いまこそ 考え方を 再考するときではないか



過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の「記事一覧」を参照ください)
Vol 107 宗教の持つ 二面性
Vol 106 周囲のことを気にしない 自己中心的行動は なにもたらしたか?
Vol 105 日本は 腐ってしまったか?
Vol 104 公務員改革は どのようにしたらよいか
Vol 103 欲望は つきるところを 知らない
Vol 102 話す言葉の中に 隠されたメッセージがある
VOl 101 エコな生活 健康管理を その4!
Vol 100 子育てには 情報 と 観察 を
Vol 99 無難な 人材採用は 企業改革できるか
Vol 98 子育ては 家族ゲーム
Vol 97 なぜ 事故は 起きるのか?
Vol 96 個人情報保護法は 何をもたらしたのか
Vol 95 強大な力は 欲望を助長するのか?
Vol 94 なぜ わがままが 横行するのか
Vol 93 エコな生活 健康的な生活 その3
Vol 92 現代社会は 不安定な土台の上の 家
Vol 91 ニュース は 平易な言葉で 表現しているか?
Vol 90 自分の身は 自分で守る その気持ちを持てるか?
Vol 89 ネマワシは 必要か

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豊前善三のつれづれ日記

2012年03月01日 09時16分02秒 | 日記
 ( Vol 107 ) 宗教の持つ 二面性
宗教は ヒトが 集団社会を形成したときから 存在してきた

宗教は ヒトの 人生生活において ココロの支え 指標 道標 という役割をしてきた
宗教は 人生哲学として 大きく ヒトの 人生に関わってきた

その反面 宗教は ヒトを 集め 大きな集団となり 力を持つ
政治にも 影響を与えるまでになった

宗教は ヒトの 日常生活の中まで 事細かな部分まで 介入 

宗教が 過度になると ヒトを マインドコントロール する
この例は 過去に いくつもあり 問題になった

宗教には ヒトの ココロの 支えになる という良い面がある
その反面 ヒトを マインドコントロール するという 面もある

どう 宗教と付き合うか
また どう 宗教家が この二面性を 考えるか

できるなら ココロの 支えとしての 役割を 重視してほしい

ヒトの生活 一部始終 教義によって 制約する

現代社会は さまざまな宗教が 混在する

以前は 世界が広かった
しかし 文明の発達と共に 世界は狭くなる

ヒトの流動も 激しくなる

そうした 世の中では
宗教は 教義の及ぼす範囲を 限定せざるをえないのではないか

社会生活すべてに 教義をあてはめることは 
他の 宗教 人生哲学 の 領域を 犯し 問題を生じさせる

宗教が 争いの元をつくっては 宗教本来の 目的ではない
宗教は 幸せに生活する ことが 目的

過去に 宗教の教義が 元で 争いになった出来事がある
いまでも それがある

宗教は 人生哲学 思想である
思想は 時として 争いの 原因になる

宗教家は 他の宗教と共存することを 模索するときに来ている

社訓 家訓 それぞれ 企業内 家庭内 で 活かすときは 問題は生じない
社訓 家訓 を 集団社会に 適用すると 問題を生じる

複数の宗教が 存在 混在 するとき 
宗教の教義の範囲は 一般集団社会に 及ぼすことを避ける必要がある

一般集団社会は さまざまな 人種 思想 信条 の持った人が 存在
集団社会を 維持するためには どこかに妥協のルールが 必要になる

人種 思想 信条 を超えた ルール 

ヒト 一人 一人 
宗教家 一人 一人

集団社会は 違った人たちが 存在する ことを自覚する必要がある
その上で どのようにしたら 共存できるか 模索

宗教は ヒトに 押しつけるモノではない
宗教は ヒトに 与えるモノである

宗教は ヒトの ココロを支える

ヒトは 認められたいと 思う
誰もが 人間として 扱われたいと 思う

宗教も ヒトを 人間として 認めること
宗教は ヒトを 支配する ことであってはならない
宗教は ヒトの 生活において よりよい生活を送るための 助言

人生哲学は 生きる場所によって 変わる

その違いによって 問題が生じる
宗教も 問題を生じさせている

宗教家は いま 宗教の教義の 目的 の 原点に帰る時
宗教家の 役割は 現代社会では 大きな役割 を 果たせるとき

宗教家も 社会の一員
ヒトも 社会の一員

すべてが 社会の中に 生きている

人間として 生きている

人間として 認める
お互いが お互いを 一人の人間として 認める 

このことから すべてが はじまる


過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の「記事一覧」を参照ください)
Vol 106 周囲のことを気にしない 自己中心的行動は なにもたらしたか?
Vol 105 日本は 腐ってしまったか?
Vol 104 公務員改革は どのようにしたらよいか
Vol 103 欲望は つきるところを 知らない
Vol 102 話す言葉の中に 隠されたメッセージがある
VOl 101 エコな生活 健康管理を その4!
Vol 100 子育てには 情報 と 観察 を
Vol 99 無難な 人材採用は 企業改革できるか
Vol 98 子育ては 家族ゲーム
Vol 97 なぜ 事故は 起きるのか?
Vol 96 個人情報保護法は 何をもたらしたのか
Vol 95 強大な力は 欲望を助長するのか?
Vol 94 なぜ わがままが 横行するのか
Vol 93 エコな生活 健康的な生活 その3
Vol 92 現代社会は 不安定な土台の上の 家
Vol 91 ニュース は 平易な言葉で 表現しているか?
Vol 90 自分の身は 自分で守る その気持ちを持てるか?
Vol 89 ネマワシは 必要か

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