大人になってしまったと、自画自賛してしまうのは、
図々しいなぁ、と我ながら呆れてしまう時である。
然しながら、いつまでも敏感でいられる訳はない。
上半身と下半身は、別なのである。
脳では、予めのデータはそうそう変化しないのだろうが、
厄介なのは、思いとやらの情念の部分との戦いである。
それは、ありきたりだけど、時間経過が日毎薬となるのだろう。
私の日毎薬は、やっぱりお酒です。
変だけど、昨夜から今朝の酒は、酔えません。
涙も出ない、枯れ果てた恋と云うのも、大人の醍醐味なのでしょう。
そんな思いも、何故だか時と共に忘れてしまう。
季節の変わり目に、ふと、思い出し、違った酒を飲んでいるのかも知れない。
きっと、私のパートナーは、これから出逢えるさ。
そう、思う。