うたた寝〓自堕落〓ダラダラ〓


何でもいいから
やりましょ、と
始めたのですが。

田園に死す

2013-07-14 19:55:07 | 日記
この映画、17の時に観てえらい感動した私…何て暗黒屈折なティーンエイジだったのだろう、とオバハンに成った今、穴に入りたくなってしまう。
若かれし感性は、抗えない核になってしまう訳で…恥ずかしく思うのは、仕方ないのだ。

寺山に中途半端に傾倒するのは、ある種の獣道を歩きたい衝動みたいなもので、誰しもが、覗き見てしまう経路かと。

然し、今、再び観ても、決して古臭く感じず、あれほどに昭和日本テイストを醸し出す世界は、もう生まれないんだろう。

ちと、オドロオドロしくて、まるで夏怪談見て涼感な気持ちになり、片付けてしまう私である。

田園に死す
タイトルからして、美意識高く、人間生まれて死ぬ摂理は否めないからして、死に対する美学を持ちたい幻想に駆られてしまうので、表現の格好な餌食になってしまうのだろう。

嗚呼、恐山。

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