2009年 1月 3日

串本大島　樫野（水タレ）

今年初めての釣行だったが、寂しくＳ氏と２名だ。（これまで正月釣行と
いえば一番参加人数が多かったものだが…）
予約を入れたＳ氏によると池畑渡船は人数いっぱいで予約出来ず、永田渡船
に予約を入れたとの事。樫野漁港の駐車場に着くと何と車．車．車で駐車場
の奥の奥に車を止めた。やはり大勢の釣人が訪れていた。船着き場に行って
永田渡船に乗り込んでみると我々の船は十数名でさほど多くはない。やはり
磯割りの加減で広浦渡船や池畑渡船に集中したようだ。港を出てすぐに船頭
が「一番にＳさん降りるよ」と一声。これは小ガツオ辺りか？
しかし船は加速しないまま港を出たすぐの岩場にライトを当てている。
我々が降ろされたのは、樫野漁港を出たすぐの岩場で一文字の波止がすぐ目
の前だ。我々２名はがっかりした。２４０キロの道のりをかけてきたのに、
港から歩いてもこれそうなこんな場所に降ろすなんて。
（樫野漁港を出たところ）

（底物氏のようなＳ氏）

ジャンケンでＳ氏が勝ちやや沖より、私は船着き近くに釣座を構えた。
釣り始めてもいっこうにエサも取られない。トウゴロウイワシのような魚が
撒き餌をするとどっと集まるが、サシ餌を取るほどではなく、ボイルだと
ほとんどサシ餌が残って来た。昼頃まで波もなく餌も取られない厳しい状況
が続いた。昼過ぎから少し波がざわつき始め、やっと今日始めての当たりが
あり、グレ３２Ｃｍを取り込んだ。

一日中で当たりはそれだけ、餌取りでさえ釣れない厳しい２００９年の釣り
初めとなった。
帰り道は恐れていたとおり、海南～御坊２５キロの大渋滞に巻き込まれた。