後片付け

　入院のバッグが大きな紙袋とか2つにいっぱいだったので、
　その中を片付けるのに、これはあっち、これは・・・と、
　昨日ほったらかしにしていた片付けを、朝からやった。

　そして午前中のうちに、入院で気持ち悪くなっていた髪の毛を、
　ちゃだもなんだか汚れているというので、
　美容院に行って一番安いヘッドスパをしてもらってサラサラに！
　なんだか汗もかいていたし、スッキリした。
　これでもか！って洗ってもらったし、頭皮ケアもしてもらって満足。

　そして帰って鶏丼を食べて、そこから何かに追われるように作業をする。
　先ずはセゾンカードの申し込み書を記入、義父への手紙を書く、
　Coopさんの来週の申し込みをピックアップして入力、
　Facebookでメッセージを頂いた人達にお返事を書いて、
　ネコちゃんたちが気持ちよさそうに寝ていたので写真を撮って、
　そしてまたブログなぞ書いている。

　まぁ、洗濯は昨日やってしまっていたので今日はもういいし、
　買い物も朝に出たついでに寄ってきたし、
　そんなに急いでやることもないのに、何故か追われるように片付けた。
　ちょっとコーヒーでも飲もうかな。
　それにしても、やっぱり「シャバ」の空気は美味しい（笑

　☆はなちゃんに寄りかかっているリンちゃん☆

　

　二人ともホットカーペットの上で気持ちよさそうな昼下がり。
　今日はお天気も良くてリビングも明るい。

 

 

 

　くぅ

入院3日目（退院）

　【入院3日目】

　昨夜も暑くてウトウトしか眠れずに、まったくあの部屋の廊下側はつらい。
　アイスノンを何度もお代わりした。
　腰もずっと寝ているのでどっちを向いても痛いし、
　頭痛も収まらないし、悲惨な夜だった。

　明け方4時半頃にはもう目が覚めてしまって、
　楽な体勢を探すのだけど、なんだか股のあたりで漏れていそうな気持ち悪さや、
　じめっとした湿気があったり気持ち悪い。
　ただ尿カテーテルを入れているのでトイレに行くことができず、
　ウォシュレットで洗うこともできない。
　ナースさんはパッドは替えてくれるけど、キレイに拭いてはくれないし、
　もちろん乾燥させることもできないのでちょっと参った。

　朝メニュー

　6枚切り食パン、マーガリン、魚肉ソーセージ、温野菜、バナナ、牛乳

　至って簡単な朝メニューだった。
　もうちょっと玉子とかあれば良かったな・・・。

　そしてやっと10時半頃に執刀医のSDr.の診察。
　エコーをしてもらって異常なし。
　ちょっとふらつくんですけど、と麻酔のことを心配したら、
　それも関係無いでしょうとのこと。
　さっきまで一歩も歩いていなかったのだからそりゃそうか・・。
　
　それで、昼ご飯もいただかずに朝のうちに退院する事ができた。
　費用も補助を頂いているのでものすごく安かった。
　あとはこの細胞診の結果が12月1日に出るらしいんだけど、
　前ガン状態のようなことになっていれば子宮は全摘。
　そうでなかったら？まぁその時はどう付き合っていくか聞くだけだ。

　しばらくまた思い煩うことが続くけれど、
　やっぱり何と言っても家に帰ってこれたのは楽だし、嬉しい。

　☆病院前の木々に実がなっていた☆

　

　この3日間は最初の2日間は大雨で、今日はこんな曇天。
　それもあってか部屋が暗かった印象しかない入院だった。

 

 

 

　くぅ

入院2日目

　【入院2日目】

　今日は手術の日。

 

　朝、6時からはお水も飲めない。

　ちゃだにも来てもらってしばらく話してると、

　何やら青い紙みたいなので出来ている手術着を着せられた。

　着物みたいになってるんだけど、背中が開いていない。

　どうやって腰椎麻酔するのかなーと思っていた。

 

　点滴を付けて抗生物質を入れながら、歩いて手術室へ行く。

　いくつもの扉を開けてやっとたどり着いたら、そこはイメージ通りの部屋だった。

　大きな照明灯が2つ天井からぶら下がっていた。

 

　私は右向きに横になり、その前にはいつも一人のナースさんがいて、

　今やってることを説明してくれる。

　さっきの服は肩がマジックテープでバリンと取れるようになっていて納得。

　背中にマジックで目印を書いてますよーとか、

　ちょっと冷たいよ、消毒するねーなど、

　このナースさんかいるのといないのとでは安心感がものすごく違う。

 

　ところで驚いたことに、手術室は音楽が流れていた。

　初めはモーツァルトのクラ協でゆったりしてたのに、

　ドビュッシーの月の光とかまでは良かったけど、

　次がカルメンの序曲でせわしないったら（笑

　執刀医さんやナースさんも同じように感じているらしく、ひと時みんなで笑った。

 

　手術は麻酔の調整に時間がかかり、処置そのものは短かった。

　下半身がどうなっているのか全くわからないので、

　あの明るい光の中にあられもない姿をさらしていたのだということを、

　終わりましたよと言われてやっと気付いた。

　取ったものは本当に少量で、破片のようなものが5つくらい。

　こんなので分かるのかなと思うほどちょっぴりだった。

 

　部屋にはベッドで戻ってきて、下半身が無いかのような感覚が不思議だ。

　しばらくウトウトするので、ちゃだには帰ってもらった。

 

　頭痛がする。

　目が覚めたら頭が痛くて、薬を点滴に入れてもらう。

　相変わらず暑いので、アイスノンももらっておく。

　上半身を起こしてはいけないと言われているので、何かと不便だ。

　尿カテーテルは全く違和感なく、オシッコをしたいと思うこともなく、

　膀胱からそのままバッグに溜まっていっているようだ。

　自分は起きられないので、いろいろなことが想像の域を超えないけど...。

 

　さて、さっきこれを書いてからしばらく経って頭痛は治まった。

　反対に全く起き上がれないので腰が痛くなった。

　あちこち痛くなるので、出血もひどく無いなら早く帰りたい。

　やっぱ、家がいちばんだなぁー。

 

　今日は眠剤を飲んで眠れますように。

 

 

 

 

 

 

 

くぅ

入院1日目

 

　【入院1日目】

　朝からなんだか落ち着かないので、

　10時の予約だったけど、ちゃだに送ってもらって9時半頃には着いた。

　入院窓口で手続きをすると、ボランティアの人が上まで荷物を運んでくれる。

　丁寧だなぁー。

 

　病室は4人部屋の廊下側だったので、暗くてすこしうんざりする。

　窓側なら外も見れて風も入るのに、空気もよどんでるし閉塞感がある。

　なにしろ病室が暑いし。

 

　看護師さんが検温と血圧を測りにきて、一通り説明を受けた。

　午前中はそれで済んで、お昼が運ばれる。

　昼メニュー

　ご飯 150g、かきたま汁 、シャケ焼きにブロッコリーとニンジン添え、

　マカロニサラダ 、梅ゼリー

 

　なかなか美味しい。

　お汁は出汁が良く出ていてよい味。

　マカロニサラダは糖尿食なので少し水くさかった。

 

　午後、うまくお風呂に入れてすっとした。

　そのあと、執刀医の先生の説明があって、

　前処置といってラミナリアかんというのを、子宮口を広げるために入れた。

　これが唸るほど痛くて、

　しばらくあられもない格好で、内診台から降りられなかった。

 

　ちゃだに帰ってもらって、

　また多くの書類にサインしたりしていたら、晩ご飯。

　痛み止めが効いているうちに食べようと思って急いで食べた。

 

　晩メニュー

 

　ご飯150g、ポトフ、トマトときゅうりのサラダ、

　おろし和え、味のり

 

　今はベッドに横になってこれを打っている。

　経口水というのが置いてあったけど、不味かった。

 

　まだ18時台だけどゆっくりして、早く寝よう。

　明日は6時から水もダメなので少し早く起きるかな？

　それとも痛み止めが切れて眠れないかどちらかだなぁー。

　☆病室の私のスペース☆

　

 

 

 

 

 

 

　くぅ

内科の診察

　いつも行く、月イチの内科の診察にいってきた。
　今日は入院のことがあって臨時で早くなったので栄養指導はなし。
　それでも血液検査で私の数値は良くなっていた。
　ただ、ちゃだの肝機能と肥満が原因の数値が高くなっていて、
　体重が増加していることも先生は心配しておられた。

　取りあえず、糖を尿に強制で出す「スーグラ」という薬を、
　今までの1錠から2錠に増やして対策をしてもらう。
　だからといって炭水化物の摂りすぎは戒めるようにとのこと。

　BMI値が40を超えるような人には胃を切除することもあるらしい。
　これは保険が効く手術らしく、胃が小さくなり食欲が減る。
　そのせいで食べられる量が極端に減り痩せていくというものだ。
　アメリカなどではもう普通に行われているらしい。
　でもBMIが40というのは相当な肥満なので、
　それに糖尿を併発しているとなると手術の緊急性もでてくるのだろうな。

　私の薬は変更なく、咳止めを出してもらった。
　それを入院の鞄に入れて取りあえず用意はできた。
　あとは明日の10時に病院へ行くだけだ。
　病理検査の結果が2週間かかるというのが、またその間ストレスだけど、
　どんな結果が出てももうどちらでもいいと思っている。
　心配をしても仕方がないので、先生のアドバイスやWeb情報などを参考に、
　その後の対処をしないとなーーー。
　もちろん異形が出たら子宮全摘手術だけど、
　それはそれでもう取ってしまえば心配も無くなるのでそれもいいだろう。
　腹をくくろう。

　　　何にも思い煩わないで、あらゆる場面に感謝をもって捧げるいのりと願いによって、
　　　あなた方の願い事を神に知っていただきなさい。
　　　そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、
　　　あなた方の心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ピリピ4:6～7）

　

 

　くぅ