人が二人で一つ屋根の下で暮らすということはどういうことだろう。
「家族」というものを持つのは、アダムとイヴ、この世の始まりからそうだった。
神さまはなぜ複数の人間を一緒に住まわせるのだろうか?
二人で生活をしていると、会話が生まれる。
そしてそのことがきっかけで笑いが生まれ、楽しいという感情も生まれる。
しかし、その会話によっては機嫌が悪くなることがあり、
涙の出るような悲しい思いをすることもある。
これは人間だから当たり前の出来事だと思うかもしれないが、
神さまがそんな不完全な人間を複数人で暮らさせておられるのは、
どういった意味があるのだろうかと、最近思い知らされる。
人は1人では寂しくて、孤独で、何かに頼りたくなるものだと思う。
だからこそ友人がいたり、兄弟がいたりするのだ。
そして結婚をして夫婦となり、子供ができる。
会話が2倍になり3倍になり、感情もその分何倍にもなる。
私たちは二人で過ごすことを選択して幸せに暮らしてきた。
時には暗い時間も、耐える時間もあったかもしれないが、
私は「この人となら何かがあったときにでも何でも話し合える」と思って、
たった2回逢っただけで、今の生活を選んだ。
そして本当に苦しいところも辛いところも二人でくぐり抜けてきた。
これからもそうありたいと思っている。
くぅ