三方一両損ってさ・・

　我が家は時代劇大好き夫婦で、
　スカパーの「時代劇チャンネル」に入っている。

　今日見た大岡越前はあの有名な「三方一両損」のお話し。
　これはこの加藤剛さんのシリーズの中でも何回か繰り返されているし、
　東山紀之さん主演のときも10作しかないうちの一つに入っている。
　それほど有名なお話しなのだ。

　ある職人が3両入りの財布を拾い、持ち主に返しに行く。
　するとその持ち主は一旦落としたものは受け取れないと言う。
　両方ともに奉行の父（御前）と奉行の右腕の同心が味方に付き、
　その両名も譲らないのでこの二人も後には引けなくなる。
　そしてとうとうお白州でのお裁きとなる。

　財布の中身は3両。
　越前は「1両2分ずつと言いたいところだが」と前置きをして、
　自分の身内が騒ぎを大きくしたこともあり、
　自分のお小遣いから1両を出して双方に2両ずつ下げ渡す。

　素直に受け取れば片方も3両だったのに2両になり、
　拾ってそのまま懐に入れれば3両もらえたのにそれが2両になり、
　こんな騒ぎを持ち込まれなかったら、奉行も1両損をしなかった。
　というオチである。

　これを「三方一両損」と名付けて、
　大岡越前では何度も俳優を変えては披露しているのである。

　大岡越前にはユダヤの知恵者であったソロモン王と同じような話がある。
　これはきっと聖書から取ってきたんだろうなというような話だ。
　でもこの話は本当に江戸時代にあったのかなかったのか・・・・
　それにしても話ができすぎていて作為的なんだけど、
　この1話の中で誰も刀を抜かず、誰も殺されず、
　平和的な話なので見終わった後にほんわかするのがいいところ。

　
　さて今日は朝からニトロを飲むような体調で、
　ちゃだもとてもツラそうだった。
　外は寒くてサッシの窓がカタカタいっていた。
　でも何とかやろうと思っていたことは全部できた。
　買い物に行ってとにかく自力でお鍋を作り、
　内職を100ほどハンダ付けをして、
　ネイルを塗り替えてシャンプーをした。
　頑張った！

　ちゃだもよく最後まで頑張ったね。
　だから最後の男性の人が、
　「もう一度困ったことがあったらあなたに相談したい」
　と・・・そう言ってくれたのはご褒美だったと思う。
　そんないい出逢いもある素敵なお仕事だね！

　☆今日のネイル　「桃の薫り」☆

　

　ピンクから紅へのグラデーション。
　暦はもう少しずつ春になっているね

 

 

 

　くぅ

言いがかりだ！

　寒くて車のエンジンがかからないのか？
　ジュリエッタのバッテリーが1，2日乗らないと上がってしまって、
　JAFのお世話になっている。
　昨日の夜も出掛けようとするとダメでJAFさん。

　その時、立駐のパレットを降ろしていたときに、
　その区画の他の車が帰ってきて入庫することになったので、
　一旦、うちのパレットを上げてその車を優先した。
　ちゃだはその駐車に邪魔にならないところで待機して、
　JAFのスタッフさんも一歩引いて立っていたそうだ。
　
　するとその車は別に焦ることもなかったのに、
　ものすごいスピードでバックすると、
　まず立駐の柱に左後ろのバンパーをぶつけ、
　もう一度前へ出てバックした時に後ろのドアを擦り、
　左のサイドミラーが「バカンッ！」というくらいの音でぶつかり、
　ちゃだもJAFの人もビックリしたらしい。

　その人は赤の車に自分が開業しているだろう小児病院のステッカーを、
　前と後ろのドアに貼っているほどの人。
　その人が出て来るなりちゃだに向かって、
　「そんなところに立っていたら気になるでしょうが」
　というような意味のことを言って、
　立駐の鍵の蓋を勢いよくバタン！と閉めて立ち去ったらしい。

　ちゃだはあっけにとられ、
　JAFの人も「まぁ関係ないですけどね・・」と苦笑い。

　でも人が見ているからといって急いで駐車しようとか、
　スマートにシュッと入れようとか、
　格好つけたかったんじゃないのか？
　
　でもさーーーー。
　明らかに小児科医だと分かる立場なのに、
　そんな悪態をついて捨て台詞を残すとは、
　どんな医者なんだろうと思った。
　自分の行動が浅はかだっただけなのにね。

　ここの立駐は幅が1800しかないので、
　いろいろな3ナンバーの車がギリギリで困っている。
　我が家の車も、その医者の車も1800くらいなので、
　誰かが見ていると焦るという気持ちはよく分かるけど、
　それをその場に立っていたちゃだのせいにされても迷惑だ。

　こんなことで性格が見えてしまうなんて・・・・
　イヤなやつだなぁ。
　しかもそんなやつが医者だなんて。
　間違っても診てもらいたくないわ。

 

 

 

　くぅ