愚石庵

日々思う愚にもつかぬところをぼちぼちと。(ほぼ)毎日更新だけが取り柄。

几帳面

2020年07月22日 | 木工
先日の手作り箱を見てFBで几帳面と言うお言葉を頂いた。

思わず、これは几帳面ではありません、と答えた。(^^;

几帳面の語源はググってみるとわかりますが、建築?用語。
私的には家具用語という感じかな。(^^;

材木の角をそのままにしておくと、触ると痛いし、
角が崩れるおそれもある。それで面取りという作業をする。

一般には、カンナを45度に当ててスーッと引くと糸面という
細い面取りが出来る。

これをもう少し複雑に細工したものの一つが几帳面。

几帳面の出っ張りを丸くしたら銀杏面、
ただ、角を丸くしただけだと坊主面。

手な具合に、何種類も面取りの形がある。

昔は手仕事だったが、今は殆ど、ルーターとかトリマーとかの
電動工具を使う。使用する歯を変えることによって様々な面取りが出来るわけ。

銀杏面ってこんなのね。

   
この角の丸いところが角になっていると几帳面。(^^;
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前代未聞 | トップ | 離れ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

木工」カテゴリの最新記事