長年野菜作りをやって来て、今年ほど秋作不調の年はない。
種蒔きして芽が出たと思ったら虫に食われる。
虫が出なけりゃ今度は下からナメクジが一夜にして葉を食い尽くす。
キャベツも白菜も菜花も小松菜もみ~んなやられてしまった。
苺の苗だけは虫の被害がないのだが、今度は暑いときに移植した苗は全滅。
九月が暑すぎたのだ。
かろうじて取り残したランナーから伸びた小さめの苗を拾い集め
今日やっと植え換えた。
イチゴの定植は十分涼しくなってからと、何処かに書いておかねばならない。
かといって、遅すぎも駄目。タイミングか大事だ。
イチゴは肥料負けするようで、植え付け当初はあまり肥料を与えない。
溶性燐肥だけは忘れずに最初に入れる。
あとは、二月半ばに追肥。これが肝要。
ナメクジさえ避ければイチゴは比較的作りやすい作物。
長期戦だけど来春が楽しみ。(^^;
さて、蔵出しのイチゴでござい。(^^;
それとは別に、ハノイの西部、ラオスに近いラオカイ省のサパに広い土地を借り、イチゴのバイオによる栽培の契約調印にこぎつけた。大きい甘いイチゴを作るそうだ。1年に4回、1200tのイチゴを作る予定。サパ1号という名前も候補とか。日本もふくめたアジアへの輸出を考えているそうな。中国で3ヶ所すでに成功しているが、賃金の高騰で、ベトナムにシフトを変えたそうだ。
理科系技術の世界は、素人にはつかみ所のない夢の世界だ。
日本に来た外国人がリンゴとイチゴの大きさ甘さに驚いてました。
このレベルのイチゴがベトナムで生産されれば、そりゃ一大産業になるんじゃおへんか。
国の成長期に同じ波に乗る醍醐味が味わえますね。
影ながら応援します。(^^;