以下、相田みつをファンには申し訳ないが、、。
某所で相田みつをが苦手という話に出会った。
苦手というのは育ちのいい人の言葉で、長らく「レモンソーダ」
のごとくに名前を読み違えていた自分は、大きな声では言えないが、
ハッキリ言って嫌いだ。
ネットで見てみるとこの人は結構好き嫌いがハッキリ分かれる。
例えば武者小路実篤が「仲良きことは美しき哉」と言っても
敢えて嫌いだということのほどでもない。
魯山人の性格は酷評されても、作品を嫌いだという話はあまり聞かない。
だが、相田みつをが作品の中で「○○したっていい、人間だもの」
と言えば、はいはい、そうですね、と突っ込みたくなってしまうのだ。
わざわざそんなこと文字にして額に入れるなよ!と言いたくなるのだ。
あの字もわざとらしくて好きになれない一因だ。
だが、彼は一流の書家であって、あの子供が書いたようにも
見える文字の線質は、素人には真似できないものだ。
作品の好き嫌いは見る人の好みだから、それぞれに思えば
いいのだろうが、これほど好悪を表面に出されるということは
それなりの押しつけがましさがあるということだろう。
ま、受け取る側に問題ありということかもしれない。
なぜ、多々あるだろう作品の中であの押しつけがましい文句
ばかりが世にさらされているのだろう。
いずれにせよ、この評価を生前の本人にぶつけておれば、
彼がどう言ったか非常に興味深い。
もし、本人には不本意な露出のされ方をしていたのなら、
こんな悲しいことはない。
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