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新潟県のタクシーの営業区域の状況(その5)

その1はこちら その2はこちら その3はこちら その4はこちら 営業区域一覧が記載されている資料はこちら

続いて、中越地方南部の営業区域を紹介します。

1.十日町市とその周辺

現在の十日町市は、平成の大合併でもともとの十日町市と周辺4町村が中魚沼郡川西町・中魚沼郡中里村・東頸城郡松代町・東頸城郡松之山町が合併して成立しました。そのため、現在の市域は3つの営業区域にまたがっています。

十日町市A・・・もともとの十日町市域および旧中魚沼郡川西町の区域

十日町市B・・・旧東頸城郡松代町および旧東頸城郡松之山町の区域(上越市と合併した他の旧東頸城郡の4町村からなる「上越市B」とともに1つの実質的な交通圏を形成)

十日町市D・・・旧中魚沼郡中里村の区域(現在も中魚沼郡で残る津南町とともに1つの実質的な交通圏を形成)

「十日町市C」は現在存在しません。また、旧東頸城郡は上越地方に属しましたが、地理的に十日町市に近い2町は中越地方に属する十日町市との合併を選びました(そのため、旧2町域で生産されたコシヒカリは魚沼コシヒカリ扱いになって価格が上昇しました)。

2.小千谷市

小千谷市は平成の大合併に関与しておらず、ずっと単一の「小千谷市」という営業区域です。その4で紹介した長岡市の旧北魚沼郡川口町域は、小千谷市を挟んで飛び地状態になっています。

3.魚沼市

その4で紹介したとおり「魚沼市」という営業区域となっており、旧北魚沼郡川口町域からなる「長岡市G」とともに1つの実質的な交通圏を形成しています。

4.南魚沼市

南魚沼市は、平成の大合併で南魚沼郡の3つの町(六日町、大和町、塩沢町)が合併して成立し、営業区域名も「南魚沼市」です。現在南魚沼郡に唯一所属する湯沢町からなる「南魚沼郡」とともに1つの実質的な交通圏を形成しています。

(つづく) 次で最後です。

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