群馬県のシンクトゥギャザー社製のグリスロ電気自動車ですが、全国各地のほかマレーシアでも活躍しています。
同社の公式サイトに「納入実績一覧表」が掲載されていますが、
https://www.ttcom.jp/info/ecomseries_delivery_record_202204/
2012年の初号車納入から10年で計46台が納入され活躍中とのこと。22人乗りの「IKEBUS」は特注のようで、表には直接掲載されていません。
今回神戸の六甲摩耶の実証運行で走ったのは、2019年11月製で当初福島県いわき市で走っていたもの(現在はシンクトゥギャザー社所有)と推測されます。
この中で、本格運行としては最も新しい陸前高田市の状況を紹介しておきます。
市の公式サイトに詳細が掲載されていますが、
https://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/soshiki/seisakusuishinshitsu/seisakukohogakari/1/6240.html
「モビタ」という愛称で、実需に合わせ4人乗りの小型車です。平日と土休日で運行内容は全く異なり、
土休日・・・「道の駅高田松原」などの観光施設と中心市街地を巡るルートを30分間隔で運行、運賃は1日乗り放題500円
平日・・・今泉団地・中田団地の災害公営住宅と商業施設を結ぶルートをそれぞれ4往復ずつ運行、運賃は1乗車100円
とのこと。
そして、フェイスブックページ(https://www.facebook.com/rikuzentakata.mobita/)を見る限り、平日ダイヤは月~金の毎日運行ではなく、木曜日や金曜日はほぼ運休のようです。