ブログ記事「妙見の森ケーブルアクセスバス最終日の様子」で書いたように、日蓮宗霊場・能勢妙見山へのアクセスとなる唯一の公共交通機関であった妙見の森ケーブルとリフトは2023/12/3限りで運行終了となりました。まあ、もともと山上には早い段階で一大有料駐車場が整備されており(GoogleMapの航空写真はこちら)、1990年代時点で既にケーブル・リフトは参拝客の主要なアクセス手段ではなくなっていたはずですが。
実際、このケーブル・リフトは従来から冬期間は正月三が日を除き完全運休となっており、その間の自家用車以外での能勢妙見山へのアクセスは能勢電妙見口駅あるいは麓のバス停からの事前予約制の無料送迎バス(「ご祈祷」「ご先祖供養」などのご参拝の方、または「奉賛会会員」のみ利用可能)で対応していましたが、今後は通年でこの形となります。
https://www.myoken.org/access/
京都方面からの場合は、亀岡市ふるさとバス(コミュニティバス)で府境近くにある神地バス停まで乗車し、ここで上記送迎バスに乗り継ぐ形となります。
そして、注目されるのが初詣対応ですね・・・ 従来は正月三が日のみケーブル・リフトを特別に運行して対応しており、その代替となる輸送手段を寺の方で準備する必要があると思われます<自家用車でお参りくださいと割り切る可能性も無きにしも非ずですが>。本件に関して、このブログ記事を書いている時点で寺側の公式発表はありませんが、あった段階で別途取り上げる予定です。
ちなみに、2019/7/7までは阪急バスが土休日および正月三が日に能勢妙見山まで運行していました。