関連ブログ記事・・・2024/12/11付「六甲ケーブルの代行輸送、早朝・夜間はタクシーも登場」、2025/1/11付「六甲ケーブルの車両が真昼間に駅から運び出される」
本題の「六甲ケーブルの代行輸送の報告」に入ります。
車両の搬出作業の関係で六甲ケーブル下駅前の大半は重機に占領されており、市バスののりばは通常通り使えていたものの、駅舎には一般人が近づくことはできず、タクシーは駅舎向かい側の広場で待機していました。
したがって、乗車券売り場はこんな狭苦しいところに設置されています。
タッチ決済での乗車の場合は、乗車券売り場に置かれた端末にタッチして紙の乗車券を購入する仕組みになっていました。代行バスへの乗車時に係員が乗車人数をカウントする必要があるからです。
代行バスの時刻表が掲示されていますが、公式サイトや阪神電車の駅の掲示(30分間隔、12:30発は欠便)より明らかに便数が多くなっています。
ケーブル運休期間の全ての土日祝および春節休暇期間(1/28~2/4)については、8~11時台および15~18時台は20分間隔に増車し、さらに12:30発も運行すべく計画しているようです。現地以外で公開していないのは、悪天候などで客が少なければ所定通り30分間隔で運行する可能性を踏まえてでしょう。
そして、増車日は一部の便を「マイクロバス2台」で運行する可能性があることも分かります。
重機と市バスのりばの間に辛うじて確保できた代行バスのりばに、向こう側の待機場から大型観光バスがバックでゆっくりと進入します。三木市吉川町に本社をおく「神戸北交通」のバスで、この日見た限りでは全車が同社所属のバスでした。
大型バスが出てきたあとの待機場には、マイクロバス2台が相次いでやってきました。上記増車日の時刻表によれば次の便は「大型またはマイクロバス2台」とあり、この日は大型車が確保できなかったのかマイクロバス2台での運行の模様です。
私が乗車した便は、ギリギリ接続する市バス16系統の到着を待って5分ほど遅れての発車となりました。乗客は「外国語話者10人ほど+代行バスに乗りに来た物好き3人」でした・・・
(つづく)