「国道2号相生有年道路・有年駅付近(その5)」の続きです。今回が最終回です。
矢野川の対岸に渡り、堤防の工事現場に近づいてみました。直接の工事目的は「国道2号バイパス建設のための流路変更」ですが、もちろん治水性能も大きくアップします。
今後は、「新堤防の全面供用開始→旧堤防の撤去→JR線路側に新堤防を建設→JR線路と新堤防の間に国道2号バイパスを通すための盛土を建設→地盤の安定を待って道路工事を開始」というプロセスになるはずで、数年以内の開通は難しそうですね(下手に工事を急ぐと、川を埋めた部分の国道が陥没という結果を招きかねません)
対象区間では、地域住民のための橋の架け替えも当然必要となります。新しい橋台のところまで流路となるわけですね。
この付近はストリートビューが存在し、流路変更工事着手前の2013年当時の状況がよくわかります。
(例)橋の上
地域住民のための道は、この先JRの踏切を渡り現在の国道2号に通じます。ここから東側は、既にバイパスが形になっています。
西側を振り返ると、そこは単なる空き地です。
<おわり>