2024/12/26付ブログ記事「新名神大津~城陽間は2028年開通もおぼつかず、全ては山砂利採取跡地に起因」の続報です。
1.2025/1/14に開催されたNEXCO西日本の事業評価監視委員会において、新名神大津~城陽間の事業費が720億円増の8377億円となる旨が報告されたとのことです。日経電子版より
NEXCO西日本公式サイトには14日中に当該委員会の資料類が掲載されることはありませんでしたが(載るとすればここ)、おそらく上記ブログ記事で参照した連絡調整会議と同等の資料が評価対象とされたことでしょう。
2.京都城陽プレミアム・アウトレットの予定エリアの基盤整備は、運営会社と同系の三菱地所設計により2024年9月までに完遂しています。
https://www.mjd.co.jp/projects/59058/
上記ページの写真を見ると、上方に広がる新名神や東部丘陵線予定地が未だ土砂を掘り返しまくりなのに対し、アウトレット予定地が見事に基盤整備済になっているのが一目瞭然ですね(ちなみに西端に見えるのが木津川運動公園の五里五里の丘です)。元はといえば同じ山砂利採取地なのに、この違いはいったい何なんでしょう? もっとも、大規模な造成や公共施設の整備を伴う基盤整備工事を竣工へと導き、今後の展開につなぎましたと結ばれてはいるものの、アクセス道路の開通の目途が立たなければ次のステップには進めないわけですが。一方、ここまで基盤整備を終えたのであれば、アウトレットが白紙に戻る可能性は相当低くなったと信じたいところですが(道路側の開通の目途が公表され次第、一気呵成に事業再開?)。