全国交通ニュースブログ

銚子市内を走る「千葉交通バス」と「ちばこうバス」

千葉県東部を路線エリアとする京成グループの千葉交通で、この4月1日から交通系ICカードが使える路線が増えました。

http://www.chibakotsu.co.jp/information/c181579a8100f0dc5048b26de1f617c185c9e6c0.html

成田市近辺では以前から使用できましたが、新たに銚子市内を走る

 ・旭~銚子線
 ・イオンシャトル線
 ・長崎線
 ・豊里ニュータウン線
 ・銚子駅・名洗~千葉科学大学線
 
でも使用可能になりました。
 
ただ、銚子市内には「千葉交通バス」とは別に「ちばこうバス」も運行されており、こちらは引き続き現金オンリーです。
 
 
20世紀末の時点ではともに千葉交通が運行していましたが、2004年に一部が同社の子会社の「千葉交タクシー」に移管され、同時に「ちばこうバス」のサービスネームを導入しました。千葉交タクシーは2019年に京成グループのタクシー事業再編の一環で「京成タクシー成田」となり、資本関係としては千葉交通とは縁遠くなりましたが、利用者にとってのわかりやすさを重視しサービスネームはそのままです。
 
ちなみに、ちばこうバスの路線の一部はぬれ煎餅とかまずい棒で有名な「銚子電鉄」と同じエリアをカバーしており、(ライバルでもありますが)同社の列車本数の少なさをカバーする意味で、観光客向けに銚子電鉄のサイトでバス時刻表を一緒に載せています。
 
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