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3.コスモスクエア駅
ブログ記事「2024年の大阪ネモフィラ祭りのバスアクセスについて」で書いたとおり、コスモスクエア駅と舞洲を結ぶ路線バスは今春から平日のみの運行となり、土日祝はネモフィラ祭り期間中に限り臨時の急行バスを25分間隔で運行しています。
定期便は2番のりばですが、臨時便は隣の3番のりばから発車します。桜島駅前には及びませんが、やはり長蛇の列でした。
やはり1台では乗り切れず、列の後ろ半分は25分後の次のバスまで待たされました。
工事の進む万博会場を横目に順調に走りましたが、2つ手前のバス停あたりから駐車場渋滞に巻き込まれ、通常は2分の道のりを12分もかかりました。
4.ネモフィラ祭り会場前
こちらは例年通り「道路の西側=北港観光バス、東側=大阪シティバス」で、いずれも長蛇の列ができています。
大阪シティバスのほうは、2023年春(当時のブログ記事参照)とは対照的に、バス停の標柱で「増便はありません」と宣言しています。定期便は30~40分間隔なので、列が短くなる要素はありません。
と思いきや、桜島駅行の臨時急行バスのお出ましです! 2023年春と同様のいでたちでした。
ただ昨年と異なり現地に大阪シティバスの係員が配置されておらず、ネモフィラ祭り側のスタッフが誘導までやっていたので、「西九条までどうしても行きたい客」と「桜島駅でも構わない客」の区別が十分にできていなかったり、最終的に列が残ったまま発車させる際に乗れなかった客のコントロールもいまいちだったようです。
そのあとすぐに定期便が到着しました。どうやら、この臨時便は「舞洲内の途中バス停からの乗客が積み残しにならないよう、露払いとして運行」というのが主旨だったようです。
5.舞洲内(ネモフィラ祭り会場から離れた場所)
舞洲の東側にある此花大橋西詰バス停の様子。10人以上待っていた客の大半は大阪シティバスの桜島駅行臨時急行バスに乗車しました。そしてこの2分ほど後にやってきた定期便は満員通過でした。さらに数分後にやってきた桜島駅行の北港観光バス(同じ場所にある同社のバス停名は「大阪ガス前」)も満員で、1人だけしか乗車できず、件の臨時急行バス発車後にこのバス停に到着した舞洲内での試合を終えた中学生のサッカーチームの面々が取り残されました。
此花大橋西詰バス停には、「桜島駅前行き臨時急行バス」の案内掲示がありました。4.で紹介した臨時急行バスに相当する時刻設定で、運行日は「4/13からネモフィラ祭り閉幕までのすべての土日祝」となっていますが、これはあくまで「ネモフィラ祭り来場客のための増便」ではなく、「ネモフィラ祭り来場客の影響を多大に受ける方々の救済のための増便」の扱いなんでしょうね。
私はこの後、常吉大橋を歩いて渡り、北港ヨットハーバーから大阪シティバス59号系統に乗車して帰路につきました。1つ先のバス停からは、先ほど此花大橋西詰バス停で見かけたサッカーチームの面々が乗ってきました・・・