まず、中和幹線との交差点から橿原バイパスの西側を北に向かって歩を進めます。
この付近の橿原バイパスの地下道は、どこも1984年に付近の子どもたちや学生が制作した壁画で彩られています。
橿原バイパスの西側で新たに用地買収を行い、京奈和道を建設します。一見ここに新たな高架橋を作るように見えますが、実際にはトンネルになります。
側道を北上します。用地買収はおおむね完了していますが、一部未買収と思われる部分もあります。
最近まで側道とメイン車道の間には鬱蒼とした木立がありましたが(2021/6時点のストリートビューの例)、京奈和道の工事に伴い邪魔になるためほとんど切り払われてしまいました。
実は、付近の橿原バイパスは最終的に「森につつまれた道路」になるように計画され、実際、開通後35年経過時点では順調に森が育っていたわけです。しかし、新たな幹線道路の建設はその継続を許しませんでした。
その1で紹介した近畿地方整備局奈良国道事務所サイト内の大和御所道路の紹介ページの下の方に、植栽検討委員会のページへのリンクが存在します。この植栽検討委員会のテーマこそが、京奈和道のトンネル完成後における「森につつまれた道路」の再生でした・・・
検討委員会の最終まとめ資料はこちら
(つづく)