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新名神茨木千提寺ICへの立派なアクセス道路がようやく開通します

新名神高速道路の茨木千提寺ICは市の山間部にあり、(このブログを書いている時点では)茨木市の中心部からは山中のクネクネとした府道を通らねばアクセスできません。

しかし、3月24日午後2時に「都市計画道路大岩線」の全線が供用開始になると、安威川ダム建設と同時に立派に整備された府道46号茨木亀岡線を利用してアクセスでき、走行環境は大幅に改善されます。

https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=43938

https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/attach/hodo-43938_4.pdf

今回開通区間と府道46号茨木亀岡線との接続点は、10年前のダム建設による付け替え道路の整備の時点で既に(茨木市街地側から見て)「直進すると都市計画道路大岩線で、茨木亀岡線を走り続けるには右折」という設計になっていました。しかし、大岩線がなかなか供用開始にならないため、以下の写真(2021年11月撮影)でわかる通り、すべての車が不自然な右折を余儀なくされていましたが、ついに解消です。

ちなみに、リリース文にある「府道茨木摂津線」は栄えある「府道1号線」であり、GoogleMapでは「万博外周道路」と記されていますが・・・

茨木市内の実態は1993年の指定時点では「北摂山中の彩都のメイン交通路として整備予定の幹線道路の計画ルートに沿った細道をつなぎ合わせただけ」で、その後彩都の開発進捗に伴い西側から順次整備が進んでいるものの、今回開通する大岩線に近い区間の過半は未だ整備に至っておらず、ストリートビューで見ればわかりますが中央線もない田舎道です。

(例)日本車輌製造大阪サービスセンター付近

https://www.google.co.jp/maps/@34.8704698,135.5389526,3a,75y,199.83h,92.24t/data=!3m6!1e1!3m4!1sAT4jzbs2WHoIVcObx35moQ!2e0!7i16384!8i8192?hl=ja

日本車輌製造は新幹線やリニアモーターカーの製造で有名ですが、ここは鉄道とは無関係で、「同社製の建設機械の保守のための場所」です。周辺は彩都の開発用地として買収されたものの手つかずの山林が広がり、秘密基地の風情です。

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