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新名神枚方トンネル西側の見学施設「ヒラカタエアー」について

関連ブログ記事・・・「新名神・枚方市内の2024/2/4時点の工事状況(その1)(その2)」

上記ブログ記事から4か月後の京阪本線交差部~枚方トンネル西口間の新名神の工事現場の様子です。

前回から変わった点、新たに確認できた点のみピックアップします。

工事看板上の工期は、これまでの「令和6年6月3日」から「令和10年5月5日」に修正されていました。現時点の開通目標は2027年度末なので、近隣住民にとっては違和感がなくなったかも。

新名神予定地と被っている分譲マンションの部分解体は完了していました。近くの枚方市立樟葉西小学校が2023年の夏休み直前に出した学校だよりによれば、当初計画では「8月より始まり、12月いっぱいまで行われます」でしたが、上記ブログ記事で書いた通り2024/2/4時点でも未だ工事継続中であり、実際には2023年度末頃まで工期が延びたものと思われます。

枚方トンネル西側坑口予定地の上に、何やら展望台のようなものがあるのに気が付きました。

前回ブログ記事時点でも存在していましたが、改めて凝視すると「ヒラカタエアー」の看板が取り付けられていました。

早速検索してみましたが、インターネット系の広告・宣伝に関する企画を主な業務とする「株式会社ピラミッドフィルムクアドラ」のサイト上のコンテンツしか引っ掛かりませんでした。

https://pfq.jp/works/kajima-hirakata-ar/

「大阪府枚方市の新名神高速道路枚方工事建設現場内に設置された見学場所から約1km離れた建設現場をARで精密に再現 建設現場の進行と工法をARで楽しく学べることができるアプリを制作」

とあります。

つまり、この展望台的な見学施設は付近の工事を担当する鹿島建設が設置したものであり、ピラミッドフィルムクアドラ社は鹿島建設から依頼を受けてこの施設の利用者に活用していただくためのARアプリを制作したもののようです。当該コンテンツは自社の事例紹介が目的なので、こちらからそのアプリをダウンロードすることはできません。

そして、鹿島建設公式サイト内には「ヒラカタエアー」に関する情報は存在しません。業界関係者、土木専攻の学生や院生、近隣住民、地元の学校関係だけに情報をオープンにしているのかも。

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