2024/9/28付ブログ記事「国道219号の八代市坂本町内一部区間が1年以上通行止めになる件について」の続報です。
上記ブログ記事で書いた国道219号の中谷橋~坂本橋間通行止めの件ですが、八代復興事務所公式サイトでは通行止めが始まってからようやく掲載されました。
https://www.qsr.mlit.go.jp/yatsushiro_r/newstopics_files/20241001/241001_sakamototuukoudome.pdf
中谷橋~坂本橋間の迂回路としては対岸の県道17号坂本人吉線が指定されています。ちなみに坂本橋は熊本豪雨で流失しており、下流側に仮設橋を建設して2021/5/28に供用開始の後、もともと橋が架かっていた場所に新橋を建設中です。
そして、中谷橋の下流側の瀬高地区では球磨川側擁壁の大規模な復旧工事が行われており、2024/12/1から2025年末まで1.6km区間が終日片側交互通行になるとのこと。現在この区間は通過交通がなくなっているので渋滞は発生しないものと思われますが・・・
一方、坂本橋の上流側の合志野(おうしの)地区ですが、八代復興事務所ではなく八代河川国道事務所が宅地のかさ上げを中心とする復旧工事を行っています。2つの出先機関は「宅地かさ上げなど住民の生活にかかわる部分が含まれていれば八代河川国道事務所の担当、純然たるインフラ復旧は八代復興事務所の担当」と分担している模様で、八代河川国道事務所の公式サイトで自らが関わる分の復旧工事の情報公開がなされていました。
「かさ上げ高さ」のイメージを現地に表示します!~復興まちづくりの推進に向けて~ <2022/6/14付記者発表>
令和6年5月末時点の輪中堤・宅地かさ上げ工事実施箇所の状況 (合志野地区以外も含む)
合志野地区では球磨川が湾曲しており、もともと集落より一段低い川に近い側を国道219号が通っていましたが、今回の工事でその一段低い部分をまるごと大きくかさ上げるようで、最新の「施工状況 ( 令和6年5月末 時点 )」の写真を見ると上流側では川沿いに立派な幹線道路が建設中・下流側では坂本中学校に近い側に仮設道路が建設中と読み取れます。