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群馬県上野村への路線バスも、プレミア付き磁気バスカード廃止へ

関連ブログ記事・・・2022/2/16付「群馬県のバスICカード「ノルベ」に対応しない路線も結構あります

上記ブログで、ノルベ非対応路線である日本中央バスの奥多野線(高崎線の新町駅から藤岡市・神流町を経由し上野村<御巣鷹の尾根の麓>までを2時間半以上かけて走り、最高運賃は2080円)につい

>現在は磁気の群馬県共通バスカード(ぐんネット)に対応していますが、日本中央バス公式サイトにあるように、他路線とは一線を画し4月以降も当面の間磁気カードを継続するとのこと。

>あるいは、ノルベがポイントサービスを導入せず、上野村民など長い距離を日常的に利用する方にとっては「磁気カードをなくすと1乗車あたり200円程度もの負担増になってしまう」ため、自治体が負担増回避策として磁気カードの継続を要望したのかも・・・

と書きましたが、県北部の利根沼田エリア(2023/2/20付記事「群馬県北部の大幅割引バスカードも終了決定」参照)に続き、磁気バスカード終了が決定しました。

https://ncb.jp/route/tanobuscard.pdf

http://www8.wind.ne.jp/tanofujiokakouiki/koutu/03_buscard.html

販売終了は2023年7月31日、利用終了はその半年後の2024年1月31日です。

そして、磁気カードの利用終了に伴い「ノルベ」やSuica・PASMOなどのICカードを奥多野線でも利用可能にするものと思われますが、このブログを書いている時点では公式サイト上にそれらしき情報は見当たりません。群馬県の場合、「ノルベ」を含めすべてのICカードでポイントサービスが存在しないので、現在の磁気カードユーザーにとってはプレミアの分(例:5000円カードの場合は800円)だけ実質値上げとなります。

なお、割引率の高い敬老バスカードも同時終了となります。その割引率は対象者の居住する自治体により異なっており、

http://www8.wind.ne.jp/tanofujiokakouiki/koutu/02_fare.html

「5800円分使える敬老バスカード」の販売額は、藤岡市と神流町が4000円、高崎市が3750円なのに対し、上野村は2500円です。

もっとも山奥にある上野村の場合、乗車距離がどうしても長くなるので、実質57%割引と大盤振る舞いなわけですが、磁気カード終了に向け、高齢者の村民の負担軽減を継続するためどのような代替策を打ち出すのでしょうか?

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