その1はこちら
バスの車体の内外には「大新東株式会社」と書かれています。全国各地でバス事業(コミュニティバス・高速バス・貸切バス)を行っているシダックスグループの会社で、村営バスも同社が受託運行しているわけですね。このバスは貸切バスからの転用のようです。運賃箱はただの箱で、降車ボタンはありません。
車内の運賃表。確かに初乗り30円です。
途中乗降はなく、乗り継ぎ地点の千早赤阪村立中学校前バス停に到着。スクールバス用に確保された広場を活用しています。
バス停の標柱は2本あります。金剛登山口方面は金剛バスの転用、富田林駅方面は新設の南海バスタイプ(但し社名はなし)です。
広場の向かい側にはもう1台の青いバスが止められていました。全国的にコミュニティバスで使われている日野ポンチョで、先ほど乗ってきたバスの運転手の話によれば横浜で使われていたものだそうです。おそらく、朝夕に村営バスが富田林駅までやってくる時間帯は、33人乗りマイクロバスをこちらに充当し、定員の少ない日野ポンチョを中学校前~金剛登山口間で使用するのでしょう。
富田林駅からの南海バスが到着。村営バスへの乗り継ぎ客は3人ほどでした。
村営バスが金剛登山口に向けて発車。
(つづく)