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日田彦山線「BRTひこぼしライン」の平日朝の状況(その4)

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豊前桝田駅と歓遊舎ひこさん駅の中間にある貴船橋停留所。北行と南行の場所はかなり離れており、北行の背後と南行の向かい側には日田彦山線の廃線跡があります。添田町バス時代は、南行バス停はもっと橋に近かったものと思われ、BRT化の際に安全面から川沿いの空き地の前に移設したようです。

廃線跡には「2015-3」と書かれた修復部分があります。おそらく、構造が脆弱化していたので2015年の初めに修復したものと思われますが、修復後2年半を経過せずして構造物はその役目を終えました・・・

踏切跡の様子。この付近の県道には歩道どころか路側帯もほとんどないため、廃線跡を福岡県または添田町が購入して自転車も通れる遊歩道にするのがベターと思われますが、現実には主に資金面からずっと放置状態のまま推移するのかも。

豊前桝田駅跡の手前で県道は廃線跡を跨ぎます。その上からは廃駅が一望できます。手前の立派な碑は、交通とは無関係の圃場整備完成記念碑でした。

 

豊前桝田駅停留所はかつての駅前の県道沿いにありますが、鉄道末期の段階では駅には倉庫の横手を通らねばアクセスできませんでした。倉庫の南側の広場は、遠い昔には駅前広場だったのかもしれませんが・・・ 倉庫の前にBRTの運行状況がわかるデジタルサイネージが設置されており、時間帯によっては乗車が多いのかも。

北行の停留所脇にあるブロック積みの待合室は添田町バス(さらに遡れば西鉄バス)時代からのもので、昭和40年代設置のようです。

豊前桝田駅跡。プラットホーム上に設置されていた待合所とか駅名表示とか柵とか照明の類はすべて撤去され、点字ブロックが空しく残っています。

(つづく)

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