その5の続きです。
5.南田辺駅から鶴ヶ丘駅まで(続き)
我が家にある1998年発行の都市地図には阪神高速泉北線が予定線として書かれていますが、こちらによれば以下の4か所にランプが予定されていました。
(1) 天王寺東出入口(天王寺駅近く、南行入口と北行出口)
(2) 長池出入口(南港通との交差点の北側、北行入口と南行出口)
(3) 長居出入口(長居公園通との交差点の南側、南行入口と北行出口)
(4) 山之内出入口(現在の府道住吉八尾線<1998年時点では未整備>の北側、北行入口と南行出口)
このうち(2)の長池出入口予定地は十分な幅が確保されており、北行入口は長池公園の用地を活用し、南行出口は地平時代の阪和線の用地を活用することになっていました。その南行出口になる予定だった場所には、2018年10月半ばから2021年10月末まで東住吉警察署の建て替えに伴うプレハブの仮庁舎が建てられていました。このブログを書いている時点のGoogleマップの航空写真には、南北に細長い仮庁舎の姿が見えます。
南港通の南側から見た東住吉署仮庁舎跡地。現在も、仮庁舎時代に設置された入口の金属スライド扉はそのまま残ります。
鶴ヶ丘駅の目の前の駅前広場になる計画の場所は、現実には都市計画用地が柵で囲われたままになっています。ストリートビューで確認すると、2010年時点もこの状態でした。
鶴ヶ丘駅は長居陸上競技場やセレッソ大阪の本拠地であるヨドコウ桜スタジアムに最も近い駅で、試合や競技大会のある日は相当賑わいます。イベント広場として活用ができない理由は何なんでしょう?
鶴ヶ丘駅の構内には、駅前広場「鶴ヶ丘スクエア」の完成予想図が掲示されています。
駐輪場は、駅出入口の南側(ここも並木道になる予定)に仮設として設置されています。向こうにヨドコウ桜スタジアムが見えます。
(つづく)