全国交通ニュースブログ

幻の阪神高速泉北線→天王寺大和川線の状況(その10)最終回

その9の続きです。

9.我孫子町駅周辺

現地付近の地図   基本計画検討案

前回ブログで紹介した「公園の花壇などに植える花を育てる場所」は、上記基本計画検討案でも「花づくり広場」となっています。つまり、現状が最終形になるようです。

そして、我孫子町駅に到着。今回の対象区間に含まれる阪和線の最後の駅です。駅の北東側、基本計画検討案の「水が感じられる場所」に相当する場所です。

駅の東側の駅前広場計画地は、現状は大半が駐輪場になっています。

ちなみに我孫子町駅は、日本で初めてホームに点字ブロックが設置された駅です。近くに大阪府立盲学校(現府立大阪南視覚支援学校)が所在するためです。

https://naka-okayama.mypl.net/mp/tenjibrock_naka-okayama/?sid=51699(設置された1970年当時のホームの様子がわかります)

我孫子町駅の高架下にはガストがありますが、その横には空虚な都市計画用地が・・・ 終点まであと少しです。

南端部分は、「我孫子自転車保管所」(要は駅前などに放置された自転車の集積場)です。広大な用地が確保されていますが、市内各所で駐輪場の整備が進んだこともあってか、今はガラガラです。

南端部も、長居駅南側と同様に西側にも広大な都市計画用地が確保されています。阪神高速泉北線の暫定的な終点となる「山之内出入口」がここにできる予定だったからです。

この道路の南側はもはや都市計画用地ではなく、セブンイレブンになっています。阪和線は徐々に高度を下げ、地平のままの杉本町駅に至ります。

(おわり)

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