全国交通ニュースブログ

2024/4/1からの陸前高田住田線は平日と土曜で別の事業者が運行

2023/9/2付ブログ記事「岩手県交通の陸前高田住田線、廃止は半年繰り下げの2024/3/31限りに」の続報です。

上記ブログ記事で書いた通り、岩手県交通の陸前高田住田線は2024/3/31限りで廃止となりました。代替となるバス路線は、平日と土曜で形態が異なります(日祝日は運行なし)。

https://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/material/files/group/19/rikuzentakatasumita.pdf

「平日=陸前高田市が路線バスを1日3往復運行 土曜=住田町がコミュニティバスを1日2往復運行」となっています。

土曜日については、2023/5/25付ブログ記事「岩手県交通の陸前高田住田線・猊鼻渓線が2023/9/30限り廃止へ」で書いたとおり、岩手県交通がこの路線の土休日の運行を取りやめた直後の2023/4/8から、それを補うために住田町が単独でコミュニティバス(住田交運に委託)を2往復運行しています。これを、岩手県交通の完全撤退後も同様の形態で継続する形となっています。

そして、平日については、令和6年度陸前高田市地域公共交通運行方針 本編の13ページ目にあるように、2024年4月時点においては、もともと陸前高田市内で市の補助のもと路線バスを運行している碁石観光と奥州交通の2社が分担して1日あたり3往復(岩手県交通時代よりも1往復減)を運行します。車両は岩手県交通時代より小型のマイクロバスまたはハイエースコミュータを使用し、運賃は土曜日の住田町運行分と同額の200円に値下げとなりました。ただ、2024年度に入ってから「冬季ルートの設定」「フリー乗降区間の拡大」を検討する予定で、年度中に運行形態が変わる可能性があるとのこと。

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