全国交通ニュースブログ

いつも空いてる?京都市内観光循環バスについて <10/27・12/1追記あり>

10月上旬の3連休の京都市内は、まだ水際対策が緩和されたばかりとあって外国人観光客は目立たないものの、すっかり以前のにぎわいを取り戻しています。

今回は、京都駅八条口から出ている市内観光循環バス「K'LOOP」の状況をお知らせします。

コロナ禍以前は金閣寺・二条城を巡るルートのみでしたが、現在は「平安神宮・清水ルート」「伏見稲荷・東寺ルート」を加え3ルートとなり、上記公式サイトのトップページによればさらに嵐山ルートも計画されているようです。

各ルートの便数はそれそれ1時間~1時間20分間隔ですが、各観光スポットでじっくりと見て回るのであれば適切な間隔ですね。1500円で3ルートとも1日乗り放題となります。

のりばは、京都駅南側(八条口)の新幹線改札のすぐ近くにあります。時刻表によれば、14時50分から15時にかけて「平安神宮・清水ルート」「伏見稲荷・東寺ルート」「金閣寺・二条城ルート」が5分間隔で出発するとのこと。

しかし、京都駅八条口が始発・終着のバス停であるにもかかわらず、どのバスにもここからの乗客はなく、どのバスからも客は降りてきませんでした。のりばにはバス会社の係員が待機しており、時折観光客が現れて係員に確認するものの、結局全員が他ののりばに向かいました・・・

実は、この観光循環バスの運行日は極めて限られており(土休日ならば必ず運行するというわけでもない)、公式サイトに書いてある通り2022年10月は「2日(日)、9日(日)、10日(月)、23日(日)、30日(日)」の計5日間のみです。そして、翌月の運行日は月末にならないと発表されません。これでは、なかなか旅程に組み込みにくいですね・・・ もっとも、コロナ前は月に1回のみ運行が通例だったので(一度乗車したことがありますが私以外の客は終始ゼロ)、まだマシになったほうです。

ちなみに、「K'LOOP」の伏見稲荷大社のバス停は、京都市バスや京阪バスのバス停(京阪伏見稲荷駅西側の師団街道沿い)ではなく、さらに西の住宅地の中(伏見稲荷から徒歩10分)にポツンとあります。

また、京都駅八条口のK'LOOPと同じのりばからは、同じ会社(株式会社ケイルック)による京大病院に行くのに便利なバス「hoop」が運行されており、こちらは平日は7:00~18:30の間15~30分間隔・土休日は(病院の面会時間に合わせ)13:30~19:00の間30分間隔の運行と便数も多く、乗客も結構います(15:00発の便も10人程度乗客あり)。実際にはWAONが使えないK'LOOP用のバス車両にWAONのステッカーが貼られているのは、その車両が平日はhoopにも使われる関係でWAON対応機器が搭載されているためです。

<10/27追記>

10月27日時点の「K'LOOP」公式サイトには、運行日について以下のように書かれています。

「10/30(日),11/3(木),11/6(日),11/13(日),11/20(日),11/23(水),11/27(日)に運行いたします。」

つまり11月末までは全ての日曜祝日に運行されるわけで、他の路線バスが混みまくる中、穴場スポット?として少しでも乗客が増えればいいですね。

<12/1追記>

12月1日時点の公式サイトによれば、12月の運行日は11(日)と25(日)の2日間のみです。

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