中部運輸局では、2023/1/28~2/18の間の土日祝に、愛知県新城(しんしろ)市の新東名新城IC近くの道の駅「もっくる新城」での高速バスの乗り継ぎ実証事業を実施します。
https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/press/pdf/kankou2023011802.pdf
https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/kankou/chiiki/hub.html
もっくる新城には、新東名・新名神経由で東京と関西を結ぶJRグループの昼間の高速バス「グラン昼特急号・青春昼特急号」が乗り入れ、休憩のため20分ほど停車します。
http://www.jrbuskanto.co.jp/e9_2/pdf/e9_2.pdf
そして、2023/1/28~2/18の間の土日祝限定で、もっくる新城と浜松城公園・浜松駅を結ぶ臨時の高速バス「浜松新城リレー号」が1日4往復運行されます。もっくる新城~浜松駅間の所要時間は往路が1時間20分・復路が1時間10分となっており、運賃は片道1000円ですが、乗り放題デジタルチケット「サブスク浜松新城リレー号」を購入すれば1200円で全運行日に乗り放題となります。
このほか、もっくる新城には名古屋(藤が丘)・長久手を結ぶ高速バス「山の湊号」が1日3往復発着しており、ローカルバスとの乗り継ぎも可能です。
リリース文には"家康公をテーマとした「浜松、新城、長久手」を巡る広域周遊観光も期待されます"(浜松城公園には「どうする家康 浜松大河ドラマ館」が開設中)とありますが、最大の難点は高速バスの定時性が決して高くないことですね。まあ、乗継拠点が道の駅なので時間つぶしは容易ですが。
ちなみに、道の駅「もっくる新城」近くにはJRバスの乗務員休憩施設があります。東京と関西を結ぶJR高速バス(夜行便「ドリーム号」のほうが有名ですね)はここを境に東西で乗務員を交替しており、全区間のワンマン運行を実現してコストを削減しています。
https://www.city.shinshiro.lg.jp/kurashi/kokyo-kotsu/jrbus-mokkuru.files/jrbus-mokkuru.pdf
かつては東名高速の三ヶ日IC近くに同種の施設がありましたが、運行ルートを東名から新東名に切り替えるにあたり移転が必要となり、移転先として新城市が名乗りを上げ実現しました。