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2023/1時点の清滝生駒道路未開通区間の現況(その6)

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下田原東ランプ予定地~高山西ランプ予定地のGoogleMapはこちら

天野川の東側から関西電力送配電新生駒変電所の北側にかけては、工業団地の真ん中を清滝生駒道路が(高架橋ではなく)地平または盛土構造で横断する形になります。

この工業団地は現在「学研奈良テクノエリア」と名乗っていますが(公式サイトはこちら)、もともとは「北田原工業団地」と呼ばれていました。ただ公的セクターや民間企業が計画的に造成したものではなく、1970~80年代にかけ自然発生的に成立したものです。上記公式サイトの沿革のページには、以下のような記載があります。

2006年頃 学研連絡道路国道163バイパス線が本地区の中心部を東西に貫く形で計画されたことから、工業団地内の道路環境改善運動や北田原南北線整備を市に要請する活動を開始。

2022年3月時点のこのあたりのストリートビューによれば道路の左側(北側)に立派な石垣の豪邸がありますが、その10か月後には何もかも消滅しており、跡地では清滝生駒道路の建設に向けての基礎工事が始まっています。

他の道路予定地の買収もかなり進んでおり、工場の取り壊し跡地がそこここに見られます。

ただ、一部には未立ち退きで操業中の工場もあります(この空地全体が道路用地です)。立て看板は道路工事に伴う砂防指定地行為(砂防設備占用)許可標識ですが、占用期間は令和元年6月26日から令和4年6月30日となっています。

その反対側は用地買収済みで、土工工事が現在進行形のようです。

この先、ひかりが丘団地の南側は路盤が既に完成していますが、2022年11月現在のストリートビューがあるので写真は省略します。1点だけ、ボックスカルバート北側の作りかけの道路が通行可能になっていたので、行けるところまで行った場所の高台から撮影した写真を載せておきます。

1.大阪(下田原ランプ)方面

2.奈良(高山西ランプ)方面。雑木林や竹藪に行く手を阻まれました。

この先しばらくの間は全く手つかずで、雑木林や荒れ地が広がるだけだったので現地写真は省略します。

一方、再び国道163号と合流する高山西ランプ付近は工事に着手済みですので、次の記事で紹介します。

(つづく)

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