全国交通ニュースブログ

金剛バス廃止翌日の状況(その4=河南町コミバス「カナちゃんバス」の変化)

その1はこちら その2はこちら その3はこちら

2023/11/29付ブログ記事で書いたように、河南町がもともと独自に運行していたコミュニティバス「カナちゃんバス」は2023/12/21から朝夕の運行がなくなり、朝夕に関してはカナちゃんバスの車両は金剛バス代替路線で走るようになりました。その場合はICOCAなどICカードは使用停止となっており、車内にも掲示がありました。

そして、10月に乗車した際にはなかった(2023/10/3付ブログ記事「大阪府河南町の「カナちゃんバス」の実情(後)」参照)両替機能付き運賃箱が設置されており、ICカード処理機はその運賃箱に固定されています。

両替機能付き運賃箱が設置されたのは金剛バス代替路線で走らせるためで、金剛バスで使っていたものの転用です。これまでは100円均一なので運賃箱は「ただの箱」で十分でしたが、金剛バス代替路線は10円刻みかつ区間により運賃が異なるため、両替機の設置は不可欠です。

なお、昼間は以前と変わらず運行されており、「東山~阪南ネオポリス内」「河南町役場周辺~さくら坂内」などでの金剛バス代替路線とカナちゃんバスの運賃格差(前者は160~240円、後者は100円)は何ら変わりません。

 

ちなみに、富田林市西部にある2つの総合病院(PL病院と済生会富田林病院)は通院客などのために無料送迎バスを多数運行しており、対象エリアには金剛バスが走っていた富田林市東部や河南町内も含まれます。

http://www.plhospital.or.jp/access.html

https://tondabayashi.saiseikai.or.jp/contents/bus/

乗車場所によっては路線バスのバス停と見まがうばかりの標柱があります。

PL病院の河南町役場発着の送迎バスはカナちゃんバスと接続しており、

http://www.plhospital.or.jp/doc/bus_kanan_zikoku.pdf

済生会富田林病院の送迎バスは金剛バス撤退によりバス便数が大きく減った甘南備地区を経由します(往復合わせて7便)。

(つづく)

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「金剛バス廃止関連」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事