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側壁のコンクリートの真新しさもあって、トンネルの中は結構明るいです。渋滞は相変わらずですが、交通量の少ない時間帯には「トンネルを出るとすぐ交差点」がトラップになりそうですね。
トンネルの出口の手前で、歩道は右折レーンを生み出すための脇道(仮設トンネル)に逸れます。
仮設トンネルの壁はキャンバス張りです。2026年には4車線化されて生瀬トンネルは北行一方通行となるため右折レーンは撤去され仮設トンネルも不要となるわけで、コンクリートの打設までは無駄と判断したのかも。
トンネル宝塚側坑口直前の様子。南北方向の横断歩道はありません。武庫川沿いの国道176号は当面の間工事用車両および沿道の3事業所の関係車両のみ通行可能で、武庫川を渡る仮西宝橋も自動車が通行するためのもの(人道橋は別にあり)で、設置する意味がないわけです。
しかし、仮西宝橋脇には「歩行者通路」の看板があります。何のためでしょう? もっとも左側の「車両進入禁止」の看板は、工事用道路が木ノ元側からの一方通行だからです。そして両者の中間には、謎の文字が書かれた看板が・・・
トンネル開通で、生瀬駅側から福知山線廃線跡(木ノ元バス停近くが入口)へのアプローチ部分が大きく改善されました。
新大多田橋上の歩道と車道の間には縁石しか設置されておらず、危険と判断したのか仮設のガードレールが設置されています。その結果、橋上部分の歩道が一部狭くなりました。
役目をいったん終えた武庫川沿いの道路の様子。
(おわり)