ブログ記事「2024/6/8時点の名塩道路生瀬トンネル付近」から3か月あまり後の様子です。
生瀬トンネル名塩側坑口の手前では、川沿いの以前の国道(現在改築中)と新道の間に残されていた岩山部分が完全に切り崩されつつあります・・・渋滞中のバスの車内から撮影
生瀬トンネル宝塚側坑口付近の斜面切土工事の様子を、武庫川対岸の青葉台住宅地側から望む。上記バス車内からの写真にも写っていますが、斜面の中途まで仮設道路を建設し、その終端部に前進基地を設けて、斜面のさらなる上部の作業を工事用モノレールも活用して行っています。
現在も操業中の事業所の上側でも、斜面の切土工事が行われています。真ん中あたりに旧国鉄福知山線のトンネルの閉塞された坑口が見えますが、これも削ってしまうのでしょうか?
青葉台に通じる武庫川の仮設橋上から、斜面切土工事の現場を望む。
西宝橋前後の国道176号張出部は、いよいよ上部工事のプロセスに突入しました。青葉台側の住民向けの掲示によれば、工事名称は「名塩道路武庫川張出部(P3-P5)PC上部工事」、工期は「令和6年7月17日~令和7年4月30日」となっていますが、河川敷内なので実際に現場で工事に着手できるのは2024/11以降と思われます。
なお、西宝橋より東側の張出部分の上部工事はジェトロの政府公共調達データベースに「名塩道路武庫川張出部(P5―A2)鋼橋上部工事」として掲載されており、2024/7/19付の入札で発注先が決定したとのこと。