関連ブログ記事・・・2022/11/9付「続:鳥取市内循環バスが、WAONなどに代わり2023/4からICOCA対応へ」、2022/12/31付「鳥取市内循環バスのWAON対応は2022年末で終了、その最期の様子」
鳥取市内循環バス「くる梨」へのICOCA導入とその対応詳細ですが、2023/1/20付で鳥取市およびJR西日本から正式発表されました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230120_00_press_kururi.pdf
https://www.nkt-tv.co.jp/pc-news/news107uolkyt00e5cpztvl.html
同時に、これまでこどもが大人と同額の100円だったのが、半額の50円となります。
ICOCAカードは、4月1日の利用開始に先立ち、3月18日8時から鳥取バスターミナル(鳥取駅ではありません)でのみ発売を開始します。一般カードのほか、バスICOCA定期券も発売します。
現在は1か月間乗り放題となる紙の「くる梨」専用定期券を3000円(障がい者等1500円)で発売しており、さらに路線バスの定期券所持者に限り乗継割引として半額の1500円で購入できますが、
https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1213756218726/simple/R1.10.pdf
これをこども半額にした上でICOCAに移行する形となります・・・発売額が500円アップしているのは、デポジット500円を上乗せしているため
一方、くる梨1日乗車券はICOCA導入と同時に廃止となります。(くる梨専用紙回数券は存続)
バス車内に設置されるICカード処理機は、松江市バス・一畑バス・宇部市営バスなどと同様JR西日本オリジナルタイプのもの<乗車側が青色・降車側が黄色>となっています。全区間均一にもかかわらず大阪バス(2023/1/10付ブログ記事参照)のような簡易型ではなく本格タイプを導入したのは、鳥取市としてはあくまでも「市内を走る一般路線バスへの本格導入」が目標だからでしょう。果たして、2023年度の鳥取市の当初予算案にバス事業者に対するICカードシステム導入補助費は盛り込まれるでしょうか?