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松本市の路線バスでも2026年春からSuicaなどが利用可能に

関連ブログ記事・・・2023/11/25付「続:松本市の路線バスのキャッシュレスはQR決済&タッチ決済のみで実現へ

松本市は2023年4月から市内の大半の路線バスを公設民営の「ぐるっとまつもとバス」に移行しましたが、上記ブログ記事で書いたとおり、この時点ではキャッシュレス決済についてはQR決済(長野県の企業が開発したスマホアプリ「TicketQR」を利用)およびクレジットカード・スマホのタッチ決済の導入のみを考えていました。しかし・・・

2024/11/5付で、松本市・アルピコ交通<路線バスの運行事業者>・JR東日本の三者は合同で、「ぐるっとまつもとバスにおいて2026年春からJR東日本の地域連携ICカードシステムを利用したIC乗車サービスを提供する」と発表しました。

https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/224/154396.html

https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241105_ho03.pdf

対象は、市内を運行する路線バスのうち主に中心部および郊外部(隣接する山形村・朝日村を含む)で運行する23路線の58台です。松本市内では他にジャンボタクシー車両を利用した「地域連携バス」や、合併前の旧奈川村・安曇村・四賀村の村営バスを引き継いだ松本市営バスも運行されており、これらもTicketQRやタッチ決済が使えますが、地域連携ICカードについては導入対象外です。

https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/222/3237.html

なお、アルピコ交通は既に2025/3/1から長野市周辺の一般路線バスで地域連携ICカード「KURURU」を導入することが決まっています(2024/9/15付ブログ記事参照)。松本地域の地域連携ICカードはおそらく別の名称になると思われますが、機能的には同一となるはずです。

ちなみに、2024/10/22付で地元紙「市民タイムス」のサイトに掲載された記事によれば、

https://www.shimintimes.co.jp/news/2024/10/post-27358.php

2024/8/末段階でのぐるっとまつもとバスにおけるキャッシュレス決済の利用率は全体の8.3%と低迷しており、その内訳はTicketQRが87.6%・タッチ決済(この時点ではクレカのみ)が12.4%だったとのこと。

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