全国交通ニュースブログ

ボートレース常滑の無料コミバスに乗車(その3)

その2の続きです。

常滑駅発14時12分の「ボートレースとこなめ周遊線(常滑駅→ボートレースとこなめ→イオンモール常滑等りんくう町を周遊する路線)」に乗車しました。ファンバスとしては本命の路線です。

ただ、意外にもボートレースファンらしい風情の方は1人だけで、あとは明らかにイオンモール常滑が目的地な子供連ればかりでした。この日は実際にここでレースが開催される日で、実際新スタンド前はそれなりの人通りがあり、駐車場にはかなりの車が止まっていたのですが・・・ ちなみに、以前近傍の各地から運行されていたファンバスは2015年3月までにすべて廃止されています。

最初のバス停の「ボートレース事務所」は以前のスタンド前にあり、シャッターこそ閉まっているものの、かつてボートレースファンで賑わった頃が偲ばれる状態です。次のバス停の「ボートレースとこなめ」では例の1人が下車し、別のボートレースファンが乗車しました。残りの客は、予想通り全員(私も含め)イオンモール常滑バス停で下車。場所は、イオンモールのA駐車場内、モールの建物には駐車場とワンダーフォレスト(子供の遊び場やカート場あり)の中を通り抜けてアクセスする形となります。

イオンモール常滑は南北に細長い作りになっており、施設としては名鉄りんくう常滑駅が最寄り駅ですが、イオンスタイルなどがある南端部はすぐなものの、イオンシネマやトレジャーファクトリーなどがある北端部までは相当歩かねばなりません。そのため、主目的地がこちらであればかなり便利ですね。

バス停の標柱。遥か彼方にりんくう常滑駅が見えます。

ただ、難点はバス停に屋根がないことですね・・・ ちなみに、このブログを書いている時点で、イオンモール常滑公式サイトのアクセスのご案内のページではこの無料コミュニティバスの存在は全く無視されています。

次のバスが、定刻より3分ほど遅れてやってきました。ちなみに、駐車場の入口にはゲートがありますが、このバスには駐車券は無用なので、運転手が発券機をバトントワリングのバトン様のもので突っついて?ゲートを開けていました。

数人を乗せて発車したバスは、駐車場を出るのにやや難渋して5分遅れになりました。次の「ウィンボとこなめ」(スタンドの反対側にある外向発売所)では乗降はなく、そのまま遅れを引きづって常滑駅に帰着しました。所定の時刻表でもボートレースとこなめ→常滑駅間はイオンモールへの寄り道により12分もかかり、帰りの駅へのアクセス手段としては有効ではなさそう・・・

(つづく)

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