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南紀白浜空港の超立派なロビーラウンジレポート(前)

2024/4/23付ブログ記事「南紀白浜空港の国際線ターミナル2階が一般開放された模様」の続報です。

この国際線ターミナル2階(ロビーラウンジや売店などが存在)ですが、空港の公式サイトではいつまで経っても内部の様子が紹介されません(写真の1枚もない)。売店福亀堂のサイトも同様で、8月に入っても旧売店の写真が貼ってあるだけです。

また、南紀白浜空港民間活力導入事業が内閣府の第1回「PPP/PFI 事業優良事例表彰」優秀賞を受賞し、2024/6/28に表彰授与式が行われましたが、この対象となった事業は国際線ターミナルビルとは何のかかわりもなく、当然内部の写真は掲載されていません。

http://shirahama-airport.jp/application/files/5417/2014/1344/20240705_PPPPFI_.pdf

ということで、意を決して?実際に訪問してきたので、国際線ターミナル2階の内部を中心に、順に紹介していきます。

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国際線ターミナルの2階ベランダには、愛称の「熊野白浜リゾート空港」の横断幕が設置されていました。ノボリもあちこちではためいていましたが、看板類やバス停の名称は「南紀白浜空港」のままです。ちなみに、写っている路線バスは明光バス<近鉄グループ>の所属ですが、近鉄バスのお下がりを色を塗り替えずにそのまま使用しています(山口県の防長交通にも同様の例あり)

国際線ターミナル1階のコンシェルジュエリアは、航空便の到着しない時間帯は無人です(到着直後は人員が配置されそれなりに賑わっています)。

その向こうに2階に通じる階段があります。2023/10時点ではこちらのブログ記事で書いた通り封鎖されていましたが、2024/8時点では開放されています。

階段の上り口の様子。脇の物体の白い面は「本来は国際線ターミナル内の案内図が表示されるところ、暫定利用のため空白のまま」なのかもしれませんね。

「2階の売店で、お弁当や白浜地区の路線バスが乗り放題になる乗車券を販売中」の意味合いの内容が書かれた紙が貼られています。この紙の下には「Restaurant レストラン」の文字が隠されているのかも。

階段を上った先の様子。だだっ広い空間が広がっており、その一部に売店が設置されています。天井の空調装置の位置からすると、本来はレストランやカフェ用のスペース(天井板を貼ることが前提の設計)のような気もしますが。

今上ってきた階段を振り返った様子。1階はコンシェルジュエリアとバスのりば・レンタカー案内所なので、このピクトグラムは正しいです。こちらにも、階下同様に案内図掲示予定?の物体が存在します。

ベランダにはテーブルや椅子が置かれていますが、「非常時以外出入りしないでください」の貼り紙があり、ベランダに出ることはできません。何故でしょう? 窓の汚れが目立ちます。

(つづく) 中編ではタイトルの通りの内容が出てきます。

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